ナニが訓練だ!

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参考までに言っとくと、
昔の演習は差別無く誰でも死んでたね。
小隊長が死んで小隊陸曹が小隊を指揮したり、
中隊長が死んで運用幹部が中隊を指揮したり、
連隊長が死んで副連隊長が指揮を引き継いだり、
昔は死ぬ事にシビアで、敵・味方どちらかが部隊ほぼ壊滅で
予定より1日早く訓練終了って事もよくあった。
おかしくなったのはここ10数年くらいの間かね?
シナリオが決まってて、そのとおりに進まないと一時中止
でやりなおし。
いいとか悪いとかじゃなく、偉いさんの思い通りじゃなかったら
やりなおし。
車も人間もシナリオどおりの進行に支障が出るほど損耗したら
即時復活。
隊長級は絶対不死身。
人も車も弾薬も部品も無限かつ瞬間的に補給され続ける。
そうゆうもんだと理解して現実と区別できてればいいんだけど、
実際まったく区別できてない。
将とか佐官クラスが実情との区別が完全にできなくなって
ムチャクャな要求とか平気でしてくる。
たとえば、光線銃の打ち合いで撃破になったのをリセットして
復活するってのと実際に壊れて直すってのとの区別がまったく
できなくなってしまってる。
おかげで、実際に壊れた車が30分とか1時間ですぐ直らないと
ブチきれたり嫌味タラタラ言ったりする偉いさんとか普通に
なってきた。
兵站の実際の仕組みとか規則とか実情とか基本的な事を
知らないでよく大部隊の指揮ができるもんだと感心する。
今の偉いさんたちって実戦で実際にドンドン味方が損耗して
いったら相当パニくってブチ切れまくるんだろうなぁ。
装備が多少良くなった今の自衛隊の偉いさんたちより、
昔の迷彩服着てた貧相な装備の頃の偉いさんたちの方が
圧倒的に苦境に強いと断言できますな。
戦いとは理不尽なもの。
戦いとは思い通りに行かぬもの。
最悪を想定して体験せずして何が訓練か?と思う今日この頃。

市より
わっ! かなり溜まってますね? 笑い
まさにそーですよね。
ある中隊長が訓練の粗末さに "これは劇みたいですね" と
いう感想を言ったらサンザ怒られたということでした。
訓練劇と強くなるための戦闘訓練はまったく違ったものですよね。

とくに、都市の民間人は避難させたという想定で行う市街地戦闘
訓練をみると、この人たちはナニを考えているのか!
と、愕然とします。
建物への突入方法はダイナミックエントリーしかないだとか、
手榴弾を放り込んで入るだとかの単細胞がいるのには
慄然とします。ヒドイのは、兵士には拳銃はいらないという連隊長様
もいてアッとオドロキます。
防衛大学では何を教えているのでしょうかね?

ああ〜、ワシも血圧が上がってきました。
203高地の突撃をいまだに信奉している指揮官が多い自衛隊。
現場の隊員たちが気の毒でなりません。
ムカムカムカ

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コメント(1)

日本軍において拳銃とは、偉い人のステータスシンボルにもなっているので、だれもかれもが拳銃を持つという事を面白くないと思う偉いさんは少なくないでしょう。
又、重くてかさばる小銃を持ち歩きたくないから拳銃を差別化したいという偉いさんも少なくないでしょう。
悲しいのは、古参も含めて陸曹の中に、小銃は重くて邪魔になるから拳銃にしてほしいという者が少なくない事。
どっちか片方と言われれば、私なら重くてかさばる小銃を持って行きます。
射程と精度と威力は比べるべくもありません。
9mm拳銃で50m以上離れた距離にいる敵のAKに撃ち勝つ実力を持つ自衛官は皆無だと思います。
拳銃を予備に持つ事の必要性や拳銃と比較しての小銃の利点が、理解されるどころかますます拡がっているように感じます。
他にも、エアガンはマニアの玩具、ナイフは犯罪者の凶器という考え方がますます広がって、所持者は完全に犯罪者予備軍のごとく扱われるようになりました。
エアガン正式採用で、これで訓練が本格的になると思った結果は、今では無残に倉庫の飾りのごとくなりかけています。
官用品はみだりに使えず、私物持ち込み禁止となって、エアガン訓練はほとんどできなくなるという最悪の現状。
イチロー氏のここ数年の働きかけは無駄になったと言わざるをえません。
もはやあきらめの気持ちしかないので、定年退職まで何も起こらない事を祈るだけです。

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このページは、Ichiroが2010年1月27日 03:41に書いたブログ記事です。

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