幹部と患部 玉石混淆

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日本軍において拳銃とは、偉い人のステータスシンボルにもなっているので、だ
れもかれもが拳銃を持つという事を面白くないと思う偉いさんは少なくないでしょ
う。
又、重くてかさばる小銃を持ち歩きたくないから拳銃を差別化したいという偉い
さんも少なくないでしょう。
悲しいのは、古参も含めて陸曹の中に、小銃は重くて邪魔になるから拳銃にして
ほしいという者が少なくない事。
どっちか片方と言われれば、私なら重くてかさばる小銃を持って行きます。
射程と精度と威力は比べるべくもありません。
9mm拳銃で50m以上離れた距離にいる敵のAKに撃ち勝つ実力を持つ自衛官
は皆無だと思います。
拳銃を予備に持つ事の必要性や拳銃と比較しての小銃の利点が、理解されるどこ
ろかますます拡がっているように感じます。
他にも、エアガンはマニアの玩具、ナイフは犯罪者の凶器という考え方がますま
す広がって、所持者は完全に犯罪者予備軍のごとく扱われるようになりました。
エアガン正式採用で、これで訓練が本格的になると思った結果は、今では無残に
倉庫の飾りのごとくなりかけています。
官用品はみだりに使えず、私物持ち込み禁止となって、エアガン訓練はほとんど
できなくなるという最悪の現状。
イチロー氏のここ数年の働きかけは無駄になったと言わざるをえません。
もはやあきらめの気持ちしかないので、定年退職まで何も起こらない事を祈るだ
けです。

市より
実銃での戦い方を識らない者は、エアガンでどのように訓練をすればよいかなんて
解りっこありません。射撃訓練を嫌う者は射撃をしたいとも想いません。
天下の自衛隊だから民間人から射撃術などを習うんじゃないと命令をする
馬鹿野郎もいます。
すごいのは、
"スコープを使った訓練をしましょう"
という提案に
"ああ、ゴルゴ13のあれかぁ〜"
と言った患部が陸幕にいたそうです。
もちろんその患部もそうですが、ライフルスコープに対して無知であり、
それの授業もないという恐るべき軍団です。

賢い人材が陸士として入隊しても馬鹿らしくて早々と辞めるということもあるよう
ですね。幹部にまでなっても、とうとう我慢できずに辞める隊員もいるようです。

自分が識らないということを識らない馬鹿は、公務員試験で落としてもらわないと
国家の損失ですゾ。

でも一方、民間人であっても我々より射撃に精通しているなら
ぜひとも学びたい、と頭を下げてくださる幹部もかなりいます。

自衛隊も警察も玉石混淆ですね。凄い馬鹿がうようよいる中に
凄く立派な人がまざっているわけです。
どういうわけか、やる気があって正論を言うと排除されるという不思議な
組織でもありますな。
まあ、戦いが起これば正論組が主導するでしょう。
さて、正論とは?

【自衛隊は強く在るべし】 これですよ。

たとえば、空自は空では強いわけなんですが、でも20人ほどの手勢があれば
基地の戦闘機をみんな破壊できますしね。警備の方はあまいもんです。
これらの情報は仮想敵国ならもっと持っているハズです。

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自衛隊の悪癖にゼロゼロにするという行動があります。
ゼロにするとは、小銃の照準の調整を、初期状態の調整されていない状態に戻すという事です。
つまり、銃を射撃が当たらない状態にするという事です。
統制という事で命令で強制されるのですが、これをさせられるのが実戦に近い状況だという事が非常に問題なのです。
駐屯地警備に就く場合や演習に行く直前など、これから実戦に近い状態に身を置こうという場合にゼロゼロにしろと言われるのです。
これから警備に就いて、もしかしたら発砲せざるをえない状況になるやもしれないのに、銃を当たらなくしなさいと強制されるのです。
何十年たってもこの行動だけはどうしても理解できません。
良いか悪いかでなく、みんな同じにしてキレイに揃えてないとヤダって言う上の機嫌取りの為だけに行われるこの行動をやめられない限り、自衛隊に明るい未来はありません。

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このページは、Ichiroが2010年1月28日 15:54に書いたブログ記事です。

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