ゼロゼロの怪

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自衛隊の悪癖にゼロゼロにするという行動があります。
ゼロにするとは、小銃の照準の調整を、初期状態の調整されていない状態に戻す
という事です。
つまり、銃を射撃が当たらない状態にするという事です。
統制という事で命令で強制されるのですが、これをさせられるのが実戦に近い状
況だという事が非常に問題なのです。
駐屯地警備に就く場合や演習に行く直前など、これから実戦に近い状態に身を置
こうという場合にゼロゼロにしろと言われるのです。
これから警備に就いて、もしかしたら発砲せざるをえない状況になるやもしれな
いのに、銃を当たらなくしなさいと強制されるのです。
何十年たってもこの行動だけはどうしても理解できません。
良いか悪いかでなく、みんな同じにしてキレイに揃えてないとヤダって言う上の
機嫌取りの為だけに行われるこの行動をやめられない限り、自衛隊に明るい未来は
ありません。

市より
あなたは本物の自衛隊員ではありませんね?
そんなウソなどついて自衛隊を悪く想わせようなんて、とんでもないことで
すよ。アメリカでゼロというのは照準を合わせることです。
ゼロ出しをいったんしたら、それを元にもどすハズなんかありせんよ。
なぜかというと、一度サイトのクリックを動かしてしまったら、次のために
再びゼロインをしなければならないからです。上下調整を10クリック動かし、
それを10クリック戻せば元に戻るハズですが、しかし、念のために
試射をしてカンペキな状態にしておくのが「射手」というものです。
いくら自衛隊でも、そんなナンセンスを行うはずがありません。
無茶です。信じませんよ。ウソなどつかないでください。ワシがジジイ
だからダマソーとしても無駄ですよ。これでもFBIのスナイパースクールを
受講したのですからね。
拳銃ですらクリックを動かしたら再試射をするものですからね、
サイトをみだりに動かすわけなんかありませんよ。

あなたの書き込みを読んだとき最初は腰を抜かしたのですが、
よく考えたら、それはウソだと解りました。だってかりそめにも一国の軍団
がそんなバカなことするわけがありませんからね。

・・・と言うしかないような恐ろしいことです。
もちろん、あなたは真の自衛隊員だと考えています。
それも経験が長く、なんとか自衛隊を強くしたいと願っている人だと感じて
います。
それにしても驚いた。ああ、オロロイタ!・・・

他の隊員さん、どうですか? そちらの部隊でもゼロゼロをやっていますか?
民主党員のように口をつぐまないで教えてくださいナ。

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コメント(14)

 私は現職自衛官ですが、ゼロゼロなどという話は聞いたこともありませんし、教範、規則上にも無いと思います。
 私自身、何度かの転属も経験しましたが、他の同僚からも聞いたこともありません。 
 可能性としては、その部隊では全隊員に固有の小銃が割り当てられておらず、射撃の度に違う小銃を撃つ為、クリックをゼロに戻す。という特定の部隊の習慣なのでしょうか? 初めて射撃する小銃ならば、通常初弾は左右ゼロ、射距離どおりの規正で撃ちます。
 逆に質問したいのですが、64式、89式共に左右のゼロは確かにありますが上下のゼロとは? 64式、89式の射距離目盛にゼロって有りましたっけ? 89式ならば照星をいっぱいまでねじ込むって事ですか?
 私も若輩者ですし、自衛隊も色々な職種・部隊が有りますから、私の意見・見解が全て正しいなどとは言いません。 しかし『自衛隊の悪癖に…』といった言い方は間違ってはいないでしょうか? 全ての部隊が行っているような誤解を与えてしまうのでは?
 また『何十年たっても…』と仰るからには、部隊の中でもそれなりのポジションにいらっしゃる方だと思います。 ならば何故、おかしいと思う悪癖を改善されないのですか? イチローさんのブログに愚痴を書いても、部隊は変わらないのではないでしょうか? 幸い自衛隊にも『意見具申』というものが有るではないですか。(残念ながら、患部に意見具申しても馬の耳に・・・が多いですが、言わなければ変わる物も変わりません。) 生意気なことを書きましたが、不特定多数の方が目にするこの場で、知らない方に誤解されては・・・と思い書き込みいたしました。 確かに我慢ならないことも多々ありますが、その中で最善を尽くして変えていこうと思います。 


   

ゼロゼロなんてのはあり得ないですが、イチローさんも行ったことのある某連隊では
90年代には演習の時に64のリアサイトの射距離を300にしろとか言われたことはありますね。

64は上下のサイト調整と射程目盛が独立していないのにもかかわらず、リアサイトには200、300、400の目盛が付いてる変な仕様なので、射距離を300に合わせたら上下のゼロインは実際の300mの着弾とは変わっちゃうんですけどね(笑

89なら射距離の指示があっても上下はフロントサイトで合わせるから大丈夫ですけど。

いよいよ時代が近づいてきた感じですな(笑)
そう!せっかく規正してるのに距離300で統制して集合!理解不能!
そして演習後は元の修正量を忘れて来年の射撃は一から規正のやりなおし!
64時代・・あの頃はまだまだ若かった・・。
もっと時代をさかのぼったり地方へ拡がればヘンテコ話はもっと出てきますよ(笑)

退役近しさん
今では、その某連隊もそんな統制はしないで私物の使用も認めてます(笑
まぁ、その時の連隊長によっても訓練内容は変わってるようですが、昔よりはかなり実戦的にはなってますね。

Ichiroさん
今はどうなってるか分かりませんが、昔は銃に付けたマガジンは脱落防止のために、マガジンに付けた紐を銃のトリガーガードに結わき付けてました。
マグポーチに入れたマガジンも脱落防止のために紐をピストルベルトに結わき付けてたので、マガジンを交換する時は、まずトリガーガードがら紐を外し、ポーチのマガジンからも紐を外し
マガジンを交換したらトリガーガードに紐を結わき、ポーチに入れた空マグの紐も結わくという、
何回も紐を結わく難解な作業でしたよ(笑

山に三か月入る訓練で食糧を少なめに持たされて、
犬を持たされると聞きました。
「食糧が無くなったら犬を育てて食え」
と言うことらしいのですが、これは本当ですかね?
犬を食うのは、犬好きの私にはいやな話ですが、
でも南極の探検などで犬ぞりで行動して食糧が無くなって、
犬が美味そうに見えたって話もありますから、
連れていった犬が逃げて野犬になったとも聞きました。
野犬が増えたのは自衛隊のせいじゃないの?
とマイクタイソン似(笑)の元自衛官の人が言ってました。

弾倉の紐は確かに最近やらなくなってきたけんど、
銃剣止めは相変わらずやね。
唯一のサイドアームといえるバヨネットが、
ピストルベルトに紐でつながっててすぐ抜けないなんて自殺行為としか・・。
それ以前に平時は刃付けしてない時点で終わっちょるね。
ドンパチ始まってから刃付けしようったって間に合うわけないやん・・。

残念ながらほとんどの自衛官は、どんなに空腹でも犬は食えませんねぇ。
ナイフ嫌いで刃物を携帯していなかったり、持っててもナイフの使い方を知らないので肉をうまくさばく事ができないからでありんす。
毛皮がついたままの犬の丸かじりは、空腹を満たせても精神が崩壊するでしょう・・・。
∪・ω・∪

銃刀法にかかるナイフは回収させられましたしねぇ。
事が起きたらカッターナイフでも持っていきますw

zero
陸自は聞いたことないですが、海自・空自の一部では数人に1丁とかの充足だったりするみたいです。それで、自分の規整量を端っこから把握しておく必要があるみたいですよ。陸では20年以上いますが聞いたことないです。

弾倉の紐(実は米軍も)
日米共同訓練をした時に、同じ用途の紐をダミーコードと呼んでました。疲労困憊して意識朦朧としていると持ち物とかに意識がいかなくなるので扱いは同じだそうです。
最近は弾倉を引っ張り出す目的で作る人も多くなってきました。

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2010年1月28日 23:50に書いたブログ記事です。

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