核武装したい!

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これは、コンマガに載せた原稿です。
読んでいない人もいるかと想うので掲載します。市


 プラットフォームにいた。遠くに列車が見えた。それは、ノーズの長い滑らかな巨体で空気を分け、猛烈な速度で眼前を横切った。そしてグングンと小さくなって消えた。完成度の極みかと感じた。
 のぞみ号のその速さ、その凄さに感動した。   
 "日本人はなんと素晴らしい人種なんだろう! こんな電車を作れるなんて超高度な民族だ!"
 と、ワシは素直にそう感じた。これを見た外国人なら誰でもそう考えるだろうと想った。もし、ワシがこれをフランスで見たら、即刻フランスのファンになってしまうだろう。
 客観的に観ても、日本の工業力は世界のトップにある。
 そして、ワシは考える、
 "ああ、これで日本が核武装さえしていたら真の大国なのに・・・"
 未来の日本を考えるとき、これがワシの心では常にネックとなる。
 「核武装をすべきかどうか?」で最近は議論をできる時代にはなった。しかしもうぜんぜん遅い。今すべき議論があるとしたら、
「いかにアメリカを説得して核武装の許可を得るか」というものだが中国に遠慮するアメリカはウンとは言わないだろう。
 空飛ぶ円盤を導入するかどうかを議論する前に、宇宙人が売ってくれるかどうかを確認すべきではないのか。
 アメリカと交渉して、可能性ありなら議論を始めればいいのだ。そして可能性などないから議論だけで終わるのだ。
 どうして日本は、こんな簡単なことが解らないのだろうかと想う。
 大国というのは、カネモチなだけではなく、外国からの侵略を拒絶するだけの軍備があることで、カネしかないのは「羊的な弱国」と呼んでいいと想う。
 羊でいいから平和にやりたい、というのはムリな相談だ。ためしに羊をジャングルに放ってみれば一目瞭然だ。ウチのあたりにはコヨーテが多い。これをハントするときは笛を使い、傷ついた羊の声を真似る。するとコヨーテが全速で走り寄ってくる。笛を止めると停まってキョロキョロする。そこを撃つのだ。
 動物界も人間界も平和を守る方法は「力」しかない。そして往々にしてその「秘めたるパワー」を見せるだけで襲撃を予防できる。虎を襲うよりはシマウマや牛のほうがより安全なのは動物たちもよく知っている。
 ワシはウヨクでもサヨクでもない。ただ自然界の摂理は「弱肉強食」つまり、強い者は弱い者をエジキにして栄えるということで、口では平和そうなこと言っても、しょせん人間界も動物界と同じなのだと感じているだけのこと。
 非武装中立なんて聞こえは良いが、国を滅ぼす可能性は大きい。アメリカという虎がいるからハイエナも遠慮しているだけのこと。
 原爆でやられ、被爆国となったから核武装には反対する。これが日本の選んだ道だが、
もしもワシが政治家だったら
 「原爆が一番強い武器ならそれを造ろう、これが子孫のためになる」と考え、造ろうとしただろう。とはいえアメリカは決してそれを許すことはなかっただろう。どっちみち、日本には核武装ができる可能性などなかったのだと想う。
 ワシは、中国共産党が羨ましい。彼らが毛沢東に感謝する気持ちはよく解る。毛沢東の偉業は核武装を遂行したことだ。核がなかったら、いくら中国が米ドルを握っても最終的にはアメリカの軍門に下る以外に道はなかったのだと考えている。
 中国が核武装しているからこそ米国は高圧的な態度をとることができないのだ。
 互いに裕福な時には平和外交で楽しくやれるが、いざ喰うに困り出すと外国から奪うしか方法がなくなる。イチャモンをつけたりデッチ上げをしたりして小競り合いが始まり、やがて戦争となる。これが人間社会というものではないか。
 まず狙われるのは、ウサギや羊やヤギ、殺す時に危険性のないエモノだ。原爆を持った国は虎だ。これを襲うと相打ちになるので最初から攻撃の選択肢に入らない。これが自然というものではないのか。
 "ねえねえアメリカさん、オタクの借金が貯まり貯まってますけどソチラの国民がゼータクだから返せるあてなんか無いでしょ? そこで相談なんですがね、私んとこでアジアを統括させてくれまへんかね。そしたら日本を私が併有してこれまでの借金を帳消しにしてあげますよ。日本と中国の米国債がなくなればオタクの経済危機は遠のくんじゃないですか? ウチも成長したんでそろそろ借金を返してもらうか他のカタチで埋め合わせてもらわんと人民たちを救えないんでしてね・・・いえね、私らが何をしてもただ黙認していただけたらそれでええんですよ。まあ、イスラエルのアジア版ってことで・・・"
 ワシが共産党の政治作戦部にいたら、ぼちぼちこのような交渉を始めるだろう。
 アメリカの政治屋たちは、日本など自分が飼ってるウサギくらいに想っているから、イヤだというゼスチャーは見せながらも、いよいよとなれば応じることになる。しかし、それをやると中国が強大になりすぎて米国まで呑み込まれてしまうので中国に核武装解除をお願いする。当然ながら中国は拒否する。
 強い兵隊を持ったカネモチどもの芸者の取り合いがおこる。ようするに日本は米国と中国間の価値ある取引材料なのだ。
 芸者だって、原爆を持てば芸者じゃなくなり、温泉街の一方のボスになれる。核武装がないから愛想笑いしかできない芸者なのだ。
 さてさて、恐ろしいのはそれからだ。
 アメリカが手を引いたら、中国共産党は日本を攻めることができる。自衛隊はいとも簡単に壊滅する。共産主義なので民衆の反対などなしに日本を属国にでき、反抗する日本人は無制限に殺せる。その殺戮映像など外国に流れることもない。どんなことが起こるのか知りたかったらユンチアンが毛沢東について書いた「マオ」を読めば解る。これは日本人必読の書だと想う。占領後の日本を統治する人選はすでに決まっている。いうまでもない、ミーティングで共産党詣でに行った小沢氏と彼の部下600人ほどだ。
 これはワシの想像にすぎないが、妄想であってほしい。
 アメリカはインディアンをほぼ皆殺しにしたり原爆の人体実験を二度もやった、が、キリスト教なので日本を助けてくれるにちがいないと想いたい。中国も日本を敬愛すると言ってるから日本占領後は毛沢東のような大量殺戮は国内とチベットだけにとどめてくれると想いたい。
 だが、訓練は最悪の状況を想定して行うのが良いとされている。今の日中米の状態と政治屋たちの商売ぶりを観ながら考えると日本の中国化が想定されるのだ。
 このワシの心配を払拭してくれる方法は二つある。一つは日本の核武装。これさえあったら日本は不動だ。しかしこれは可能ではない。残る方法はただひとつ。
 中国の人民が共産党支配をひっくり返し、政党をいくつも持った自由国家となること。
 こうなると、戦争や侵略なども国民の意思に背いてムチャはできない。
 中国の民主化、国民による政治。アメリカはそれを望んでいる。だが今のCIAには昔のように陰で暴れる力がなくなっている。期待するとしたら中国人民の革命パワーだ。ある日、とつぜんに共産党が倒され、民主国家が設立される。そんな日をワシは待っている。モンダイなのは、共産党はあまりにも狡猾で油断などしていないということだが。
 このごろのニュースによると、アメリカは中国という存在に手を焼いており、その想いが一般市民にも浸透しつつあるようだ。そして中国への投資が増えつつあるという。ひょっとするとヨーロッパやユダヤ人などの大金持ちなども動員し中国の経済をガタガタにするという作戦が進行しているのかもしれない。そこから端を発して民衆パワーが爆発し、民主化に向かう。この作戦などは現実的でいいと想う。とはいえ、中国はありあまる米ドルで世界の企業を買収しつつあるから、そのパワーにアメリカも屈するという可能性も充分にある。

「いやー、すでにこの国は終わっています。単に家畜の集団であり、国家としての体をなしていませんから。日本にいるのは政治家ではなく、(単に生業としての)政治屋さんでしかないようですから。その政治屋さんに飼われているのが我々家畜です。日々過ごせる場所(檻)と最低限の生活保障(餌)を与えられ、飼い慣らされた国民には、すでに国家をも動かすエナジーもガッツもないかと。こんな国に住まなければならない自分が恨めしい、恥ずかしい。何とか(脱出)しなければ・・・」
 と、このような書き込みがワシのブログにあった。今の日本の状態を鋭く表現し、怒りと悲しみに溢れ、人生の焦りまでにじみ出ている。
 今、多くの若者がこのように感じているのではないだろうか。

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コメント(8)

イチローさんの政治的な発言には、
たまに「またか?」と思う時があり、
特に金を出して買った雑誌の記事に、
長々と書かれるとそう感じるのですが、
書いてある事が比較的自分の思うところと
近いので、読み終わる頃には「そうだよな」
と妙に納得している自分に気付きます(笑)

さてさて、今月のSATマガズィンを
買いに行かなければな!
売っている書店が限られてるので困る(苦笑)

日本の核武装、という発想にヒステリックに拒絶反応を示す人も多いと予想します。
唯一の被爆国の国民として、当然といえば当然かもしれません。
私個人は、この拒絶反応が日本の平和教育(反戦教育か?)の限界をよく表していると思っています。

私が考える日本の平和教育の問題点とは、
それがあまりにも情緒的・感情的であることです。
その一方で、客観的な分析などは全くありません。
ただただ、
「戦争はしてはいけないんだよ」
「先の大戦ではこんなに悲惨なことがあったんだよ」
と刷り込み続け、さらに
「だから軍隊なんてロクなもんじゃないんだよ」
とアドリブまで加えてみたりして。

悲惨でない戦争なんてないでしょうに。
「戦争は素晴らしい」なんて思っている人も(それほど)いないでしょうに。

一番の問題は、現在の教育では「いかにして戦争を回避するか」という
最も大切なポイントに到達できないことです。
おそらく子どもたちは口を揃えて
「戦争はしてはいけないと思いました」
「戦争のない世の中にしたいです」
と言うと思います。当たり前ですね。
では、How?
答えられるでしょうか。
少なくとも、本気で考えようとするところまで行けなければ、
その教育はちっとも「平和教育」なんかではありませんよ。
ただの「戦争および軍隊嫌悪教育」ですよ。

うろ覚えで申し訳ありませんが、たしかドイツあたりでは
「なぜ先の戦争をするに至ったか」を科学的に分析し、
教育に組み込んでいるそうです。
これが、「歴史『に』学ぶ」ということです。
一方の日本では、そういった取組は皆無ですね。
戦前の制服組に対する扱いなども含め、臭い物には蓋とばかりに
無視されているのが現実です。
なぜ、あの時日本は戦争への道を突き進んだのか?
それをきっちり分析して、国民に知らせて欲しいものです。
外国への「戦後処理」が話題になっていますが、
実は国内での「戦後処理」もまだ完了していないのでは、
と思う次第です。

さて、いきなり話が派手にオーバーランしましたが(笑)。
これからの日本のあり方について、もう少し述べてみます。
まず、「アジアの政治的リーダー」になろうなんて考えは捨てた方がいいですね。
中国は共産主義といいつつ「中華思想」から抜け出せず、
覇権主義も加えて非常に始末の悪い国になりつつあります。
韓国は、といえば「小中華思想」がある上に、あまりにも
民族意識が強い。
南北の統一が実現したとき、日本との関係がどうなるか?

というわけで、東南アジアやインドあたりと仲良くやりながら
アジアの経済的、および技術的リーダーシップを担うことを
めざすのがよいかと。

そのためには、ハリネズミのように武装して身を固めることが必要です。
かつてドイツ軍が避けて通った、スイスのように。
非武装中立ぅ?そんな考えはゴミ箱へ。
百歩譲って超武装中立くらいで(笑)。
参考までに香川の人が面白い切り口で防衛問題について
語っているのでご紹介します。
(直接リンクできませんのであくまで「ご紹介」ってことで)
ttp://www.choseijyuku.jp/webqa/member/mwqaq168.htm

で、「核を持ちたい」はアメリカとの交渉で切るべきカードでしょう。
何も、実際に持たなくてもいいんです。
北の某国みたいにやっちゃうと、さすがにまずい。
ここは、「材料・設備・技術(ロケットも含めて)」が揃っている国が、
「独自に持ちたい」と意思表示することが大切です。
ウサギはウサギでも、いつでも虎に変身できるウサギだということをアピールするわけです。
さすがにアメリカも、これ以上アジアに核保有国を増やすことを望まないでしょうから、
「核の傘」を保証するしかないでしょう。
また、日本を狙う国々に対する牽制としても有効です。
「あんまりナメてやがると本気になるぞ」ってね。

駆け引きや交渉は、自分にとって有利な条件を引き出すために行うものです。
同盟だって仲良しゴッコとは違いますよね。
キレイ、キタナイではなく、現実的に対処していかなければ
本当に日本の将来は危ないのではないかと本気で思います。

このコメントで、まーたテキを増やしちゃうと思いますが(苦笑)、
「話せばわかる」相手より「話してもわからん」相手の方が多く、
さらに「話すこともできん」相手も多いのが世界の現実なのです。
「平和」とか「友愛」とか、念仏みたいに唱えて実現するのなら、
世界はとっくに平和になってるっつーの!

なんで、こんな当たり前のことがわからんのかなぁ・・・。
ま、「当たり前」は人によって様々ということでしょうけどね。

イチローさん、はじめまして。
僕は今の日本国家は戦争に行った人間が作ったものだと考えています。
戦地で仲間が殺されて、また自らも人を殺し略奪行為をした人々、人間の本当の姿を知っている人々がその記憶から解放されるために作りだしたものだと思うのです。実は民主主義なんて脆いものです。しかし、戦争を体験した人々は我々の世代に向けて何を残すべきか?と考えたときに今の民主主義に基づく社会を作り上げたのだと思います。
よく、「戦後民主主義は幻想だ。米国から押し付けられたものだ。」という人がいますが、それは必ずしも適当ではないと思います。先人のもう戦争はこりごりだという思いと努力が、現在の日本を作り上げたと思うのです。
問題は先人の努力に今の日本人が胡坐をかいているということです。日本人は昔から懐古が好きです。一度完成されたと思えるものに対して信仰ともいえる安心感と好意を抱きます。例えば日本刀であったり、城閣であったりします。
その信仰が刀剣のような美術品に向けられるならまだしも、今は国家に向けられているのです。人は「日本という国はなんて素晴らしいんだろう。伝統があり、産業は発展し民主主義の根付いた素晴らしい国家だ。」と考えます。けれども考えるだけなのです。誰もこの国を守ろうとしません。「官僚と政治家に任せてあるから。」と言って昼寝をしているのです。
先ほども書きましたが民主主義なんて脆いものです。私たち自身がそのことを認識し守っていくことが必要不可欠なのです。僕はそれがこの国に生まれ、生きてゆく者の使命であると考えています。何のためか?と聞かれたらそれは次の世代のためです。生物としての本能かもしれませんね(笑)
この国から脱出したいと考える方もいるかもしれませんが、僕はそれほど急ぎすぎもしませんし、この国とこの国の人々に絶望もしちゃいないので少し頑張ってみようかと考えています。
まだまだやれるぞニッポン!
長文失礼しました。

 お世話様です。ホントに高校生さん何ですか? 自分まだ中年の少し前の年?ですが、今だに難しい事を考えられませんよ。(-_-;)

 自分の思うに、日本と言う国は危ないと言って、みんな取り上げてしまうと思うんですよ。
例えば。バイクですが、危ないから我が校では禁止! 見たいな事です! 
 家の子供が小学生の時、カッターナイフを渡して、鉛筆の削り方を教えたんですが。 カッターは学校には持ち込み禁止。危ないからだとか・・・。 鉛筆削りはOK (教えた意味無いじゃん。)
 何故危ないのかと言う事を説明しないで、ただ危ないと言うだけです。

 軍は危ない! 自衛隊は自衛だから危なくない?だからOK・・・!? 核兵器も危ない・・・。

 国民はバカだから、ゆとり教育をやってもっとバカにして、我々ごく一部の官僚&政治家がお金持ちに成り、悠々自適に暮らそーか。  みたいな事を考えてるんだよ。 たぶん!?(でもゆとり教育は来年度?から廃止!)

 日本も徴兵制にすれば良いと思うんだけど。これは自分の子供が自衛隊に入隊したから言えるけど、なかなか強く(精神的に)成って来たからです。(親バカでした。)
 
 すみません。色々思いついたままに書き子しました。m(_ _)m

 KO-1
 
 

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2010年3月29日 05:35に書いたブログ記事です。

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