想定のあまさ

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秋田県警察本部は5日夜、記者会見を開き
「警察官がいる現場で被害者が刃物で刺され、命を落とされたことは痛恨の極みだ」
と述べましたと・・・

県警察本部の佐藤憬刑事部長は
「警察官がいる現場で被害者が刃物で刺されて
命を落とされたことは警察としても痛恨の極みです。
ご遺族にお悔やみをもうし上げますと・・・

一方で 警察官の装備などの点で反省点もあり、
今後このような現場での対応についてさらに指導を徹底したい」
と述べましたと・・・

佐藤刑事部長は警察官が現場に駆けつけたとき
銃弾や刃物から身を防ぐ防具を車に置いたまま住宅に入ったことを明らかにしたうえで、「通報の段階では、凶器があるという情報がなかったためだ」と述べました。

これに対し、報道陣から「『殺すと騒いでいる』という通報内容だったのに凶器を持っていることが予想されなかったのか」との質問に対し
「当然、持っていかなければならない場面で徹底できていなかったのは事実だ。
今後しっかり対応していきたい」と答えました。
そのうえで「防具を持っていたらどう対応できたか」という主旨の質問に対しては「仮定の話をするのはどうかと思う」と述べました。

ある警察の訓練でロールプレイヤーの隊員たちは大きなエプロンをかけており
それには「被疑者」だの「人質」だのと大きく書かれていたのを想い出します。

「ドタバタの最中ではまずは犯人かどうかを見分けるということが
大切なので、そのエプロンを外してください」
とアメリカから来たインストラクターが不快そうに言いました。

すると彼らは即座に納得してエプロンを外しました。そして未知の部屋に飛び込んで
犯人と人質を自分の眼で瞬時に判断する訓練をしていました。

しかし、そういった大切な訓練はまだ一部の隊員しかやっていないのです。

通報の段階では凶器をもっていなかった、、、というあますぎる想定。
装備がなかったから、、という納得のいかない言い訳。
警察官としてはあるまじき思考。

警察官とは命をかけて悪と闘ってくれるものではないかと。
そのために訓練に励んでいるのではないかと。

まさに痛恨の極みです。

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コメント(3)

予備自衛官の訓練中に予備自衛官同士がケンカ(というか一方が殴りかかった)したため、
後ろから首を絞めて止めたら、オイラがケンカの当事者だと思われて
さらに後ろから引き剥がされたことがあります。

なかなか、瞬時の判断というのは難しいでしょうね。
どちらにしても頼りにならない警察官が多すぎるのが問題ですが。
昔、警備員をやっていたときに現場検証に来た警官も、
こっちがもっと良いやり方を指摘したら、なるほど~とか感心してました。
なんだかなぁ~という感じでした・・・。

 今回の件では、装備資器材を有効に活用出来なかった事が残念だと思います。
 個人的には、盾を携行し使用すれば事件を防げた可能性が高いと思います。
 仮定の話をしますが、自分であれば今回のケースでは盾を必携します。
 何らかの理由で盾を持ち込めない状況であれば、迷わず拳銃を使います。至近距離なのでサイトを見ずに2発撃ち込みます。
 訓練の時使用するエプロンの件ですが、自分も公開されている画像で見たことがあります。「犯人」と明確に、第三者から見てはっきりとわかるようにつけていました。まさに見せるための訓練です。しかし、公開訓練だけでなく、非公開訓練でも同様であるようなのであきれます。
 以前、サットマガジンでのイチローさんの記事にもありましたが、エアポート訓練のようにロールプレイング方式を採り、実戦に即してやらないと意味がないですね。訓練の存在意義は、実戦に役立てる事ですからね。実戦に役立たない訓練は無意味です。
 FBIは、仕事に関連する訓練を受ける場合、休暇をくれた上で費用も負担してくれるそうです。
 現実的にそこまでは求めることは出来ませんが、日米の考え方の違いは明らかです。
 報道によると、今回、被疑者が使用した拳銃は、マカロフのようですね。某所でSAT隊員を殉職させた銃です。
 自分も来るべき日に備えて実戦的な訓練に励みたいと思います。
 
 
 
 

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2010年11月 5日 22:29に書いたブログ記事です。

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