Element of Surprise

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クナイ
この世の中には、ありとあらゆる種類の護身用具が存在します。ですがその多くがほとんど役に立たないもので、多くの人が持っているだけで心理的に安心する御守のような役目しか果たしていないのが現状です。訓練を十分に受けている警察官や軍人、武道家はともかく、護身用具を120%扱いこなせる例はとんどありません。これは拳銃も含まれます。多くのアメリカ人は護身用に拳銃を購入しても、平均100発程度しか練習しないというデータがあります。これでは使いこなすどころか、自分もしくは第三者を傷つけてしまいます。私は護身用具の絶対条件として、常に手で触れて慣れていなければならない、というのを挙げています。これは逆説的ですが、殺人に使われる刃物では包丁が圧倒的に多いというデータを見てもわかります。いざと言う時に使うのは、やはり手に慣れている刃物なのでしょう。
その点、クナイはペンとして常に使っているという利点があります。ペンを毎日使わない現代人はいません。ですから自然に使いこなせるという利点がクナイにはあります。そして同じ護身用具としての傑作であるクボタンのテクニックの多くを応用できるという点も見逃してはいけません。しかもFAA(連邦航空局)によって金属探知機の中に持ち込めないクボタンと違い、クナイは合法的にどこでも携帯できるという気軽さもクナイの特徴のひとつです。
マーケットには多くのTactical Penが存在します。そのどれもがメカメカしい外見で、攻撃的なシルエットの物ばかりです。その点クナイは竹の節のようなデザイン、漆塗りを思わせる塗装など、"和"をイメージさせてくれます。簡単に言うと、知らない人が見ても引かないデザイン、好感の持てる外見なのです。これは軍事学的視点で見ても重要で、Principals of War(戦争の基本)公式のひとつに、Element of Surpriseがあります。これはつまり相手に警戒心を抱かせずに虚を突く、と言うものです。手の中に隠れ、ペンそのものであるクナイは、まさにこのElement of Surpriseの利点を最大限持っています。
私自身、イチローさん本人からクナイを2本購入し、毎日使用しています。グラスブレイカーが付いているので1本は車のコンソール内に常備し、そしてもう1本は手元にと、常に私はクナイを手の届く場所に置いてあります。私は決してお世辞でクナイを褒めているのではなく、自分自身で実際に使用してみて、納得のいく装備だからこそ、このコメントを書く件を了承しました。
そのクナイが諸事情により生産中止になるのは非常に残念ではあります。すでに所有してらっしゃる方は大事に使い続けてください。そしてまだ所有していない方は最後の機会を逃さずにぜひ入手してください。クナイは期待を裏切らない装備である事は、この私が保証します。
飯柴智亮

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コメント(10)

おっ!飯柴さんもクナイ愛用者ですか!
飯柴さんは最前線で戦っていた訳ですからね~。実戦を経験している人の言葉はかなり説得力があります。
僕は催涙スプレーを持っていて、外出するときはよくジーンズのポケットに入れて携帯しています。
しかし使い方の練習等をやっていないとうまく使えないということもあるという事ですね。なるほど。確かに使い慣れていなければ意味がないという事ですか。銃やナイフは訓練が必要だというのはよく聞きますが、その他の護身用具や武器も全く同じな訳ですね。
だから常に触れやすいタクティカルペンは使いこなしが早いということでしょうか。
しかしクナイはもう完売御礼しちゃったと思うのでクナイに代わる新しいタクティカルペンをもし市郎さんがつくるのであれば、期待しています。次こそは買い逃さないようにしたいと思います。

男子が護身用として催涙スプレーを携行する事は、日本国内では認められませんね。
職質で身柄を拘束され、私が悪かったと一筆書くまで家に帰れなくなりますよ。

なぜイチロー氏が護身具として使えるペンをわざわざ作ったのかを考えてみて下さい。
半分は道楽であったでしょうが、半分は切実な危機感からだったはずです。
ナイフだめ、護身スプレーだめ、スタンガンだめ、クボタンだめで、終いにはライトの突起すらだめと言い始めた馬鹿警官たち。
それでいて保身第一で犯罪者から守ってくれない馬鹿警官たち。
馬鹿に難癖をつけられず、馬鹿に見放されても身を守れる道具をと考えてクナイは作られ、日本で販売されたはずです。

身を守りたいというのであれば、スプレーを家に置いてペンをポケットに入れましょう。
まだ在庫を残している店舗もありますし、クナイ以外のタクティカルペンもたくさん販売されていますよ。

そもそもスプレーなど使ったら、異臭がすると通報されて大事になりかねません。
警察やテレビ局が飛んで来て大騒ぎですね。
サリン事件以降、国内ではその手の反応が過敏になっているので、残念ながらもしもの時でもスプレーは使えませんよ。
身を守る為という言い訳は通じません。
どうゆう理由があっても、混乱を招いた者は何らかの責任を取らされます。
殺されるよりはいいかもしれませんが、本人や家族が非難を浴びて、職を失う事は十分にありえますね。

小心者さん初めまして!
僕の説明不足だったようです。小心者さんがどこのお住まいかは分かりませんが何度も言うように僕は鳥取県に住んでおり、鳥取県では都会に比べ職質は行われていないし、かつ、まだ犯罪発生率もかなり比較的低い方です。むしろ交通事故などのほうが多かったりしますね。(流石に都会でもそうだとは思いますが)
勿論風向きや距離及びその他云々ありますよね。それも一応理解しています。
勿論タクティカルペンはピンからキリまでいろいろあるのは知っています。僕も欲しいなとも思っていますよ。
しかしもし相手がナイフ等の刃物を持っているなんていう事があった場合、しかも逃げられないときにはなかなか訓練している人でもない限りそういったナイフを持った相手は倒せないと思います。
確かにタクティカルペンにはいい利点もいっぱいあるとは思いますよ。例えば素手で襲ってきた相手に有効だったり、職質が激しい地域でも携帯しやすかったり等、いろいろありますよ。飛行機にもペンという名目で持ち込めることもクボタンいい利点の一つです。しかしペンで戦うっていっても常日頃から訓練していない人にそう簡単に扱えるかという問題もありますし、逆に付け焼き刃で覚えた格闘術が使えるかという懸念も僕の中ではあります。下手すれば逆に自分がやられるなんてことも有り得ますからね。
そういった場合どういった護身用具であろうとも結局は“逃げる”という選択肢にたどり着きますね。
もしそれが不可能で相手が刃物を持っていた場合、なるべく2~3メートルから攻撃可能な催涙スプレーの方が逃げられない状況で、かつ刃物を持った敵に対しては有効だったりするんじゃないかななんて思っていますよ。勿論風向きも気をつけてですが…。
確かに貴方の言う通り今の日本の警察、特に都会の警察なんかはかなり酷いとはこのブログでもよく見ますよ。僕はさっきもいったように鳥取県のド田舎暮らしですから小心者さんが住んでいる地域や都会の様子は実際どうなのかというのは分かりませんが、公安なんかも独裁化していることは否めません。勿論タクティカルペンはそういった意味で今後とも必須の護身用具になっていくとは思いますが、タクティカルペン(他の護身用具もそうですが)を扱う際は長所だけでなく、欠点も理解しなければならないと思っています。

長文失礼しました。

おおっ!飯柴智亮さんもクナイお持ちですか~
本などでしか拝見したことがないのですが、
飯柴智亮さんは素晴らしい人ですね。
トレーニング方法や、ベルトやアーマーなどの装備品を
参考にさせていただいてました。
朝のランニングや夜のガンハンドリングトレーニングで
エアガンを使っていらっしゃるとは驚きました~

それと私は自作した木製のクナイ「モクナイ」を使って
練習しています。家にサンドバックがあるので、
それに向かって練習しています。
私の住んでいるところは田舎で平和ですが、
強盗がでたりします。
私は某デパートの飲食店で働いてますので、
いざとなったら、厨房のもので戦うつもりです。
厨房はまさに武器の宝庫ですね(笑)

なんとなく私の職業をボカして、はっきり飲食と書いていませんでしたから、紛らわしくてもうしわけないです(笑)
その時がくれば、武器を送りますよ~!
プロ使用のドでかいナイフがゴロゴロしてます。

ピンポンボウルを吊るしてですか~
元ピンポン経験者ですので、やってみます。
何かの本で読んだ記憶がありますが、
空手の訓練でピンポンボウルを吊るしてやってましたね~

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2010年12月10日 23:08に書いたブログ記事です。

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