避難用バッグの考察

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4月の初めにいわきに戻りました。放射線は落ち着いてませんでしたが、仕事も
しなくてはならないし、津波の後片付けもしなくてはならないからです。
気持ちが落ち着かなかったので、今まで書き込みませんでした。

今回避難の際にラジマグを2丁掛けにして、ベルトには小マグ、ステージバック
には貯金通帳やら貴重品などを放り込みました。衣類は最小限と思っていたので、
キャメルバックの一番大きなデイパックを使いました。キャメルバックには32.5cm
×22.5cm×2.5cmの大きさのMacBookを入れたのですが、ちょっと気を遣いました。

ステージバックの巾着は便利でした。一つは貴重品をまとめておくのに、もう一
つはホテルで現金を預けておくのに使いました。
また、色違いのジッパーも何を入れたのかわかりやすいので助かりました。


持ち出しバックにはノートパソコンが安全に入るとありがたいです。避難先でも
ネットにつなげられると、連絡も情報も取りやすいですし、実際に助かりました。
ネット環境はWiFiの携帯ルーターが重宝しました。


PS
ナットさんにいわきに戻ってきたので、発送を留めておいてもらっていた商品発
送してもらうように連絡しました。
なんか、おまけを戴けるようで恐縮してしまいます。
これからも、タフプロの顧客であることを誓わずにいられません。(^_^)
by だみあん


市より
だみあんさん、その後どうしておられるのかと案じていましたよ。
具体的な使用状況と提案に感謝です。
ステイジバッグは弾薬と拳銃を入れるという目的のにみディザインしたのに
避難のお供ができて嬉しい気持ちです。
ところで、ガンケイスは外して使用されたのですか?
上のズィッパー2本が独立しているためにモノの出し入れにストレスが
あると想うのですが、ガマンできる範囲ですか?

たしかにパソ子には気をつかいますよね、実はパソコン用のバッグも試作し
て使っているのですが、これが独立したバッグなため荷物が増えて不便な
なので飛行機での移動では使わないでいます。
頑丈なパソコケイスを作って、それをどこにでも放り込めるなんて
どうですかね?・・・でもパソはサイズがいろいろで困っていますよ。


いくつか考案があられるなら、それらを全てプロト化。
販売店さんは個数を把握、及び購入者はインプレ必須という
条件を設け、市郎さんが作品完成まで市郎さんプロダクト伏せ
てすっとぼけている約束を。

何気に何様な売り方にも見えますが、使わないとなんとも分か
らない部分が多いので、また、こちらにお見えの方々でしたら
こう言った企画自体を楽しまれるようにも思います。

窪んだプレート復帰で再度、震度7が来る前に手にしたいですね(笑)
最近では震度5位なら「また地震けぇ」と言う程度に感覚麻痺しました。

個人的希望では、長時間背負っても肩に負担がない構造にして
頂きたいです。昔、形や肩紐のせいで背負い感悪くて肩凝って
まいりました。また、肩掛けタイプに選択または変形出来るギ
ミックがあったらありがたいです。背負う、肩にかけるを行動
時に選択できると忙しい時、便利の様な気がしましたので・・・。

追伸:ゲリラ豪雨以外に、ゲリラ地震、今日は家がゴウンと揺
れるゲリラ突風が吹いてます。ゲリラ放射能は勘弁です(笑)
by むーた

市より
むーさん、ステイジバッグくらいのプロトひとつ作るには
まる1日かかり、$2000超という費用がかかります。
そしてこれを限定で10個作るとしたらスィステムのない手縫い
オンリーなので一つの値段が$200という原価ですかね〜・・・
これではメイカーへの負担が大きくて・・・
でもオモロイのでやるかも・・・笑い

>長時間背負っても肩に負担がない構造にして
頂きたいです。昔、形や肩紐のせいで背負い感悪くて肩凝って
まいりました。<

登山用としてケルティーの大きなリュックを持っていますが、
これは背負いやすいです。なぜかちゅうとショイコのようなフレイム
があるからなんですね〜
しかしこれはカサバルので大きいわりに容量が小さいんですよ〜

なので容量優先でマリーンスナイパーが使っているような
デカバッグがいいと想い、その路線でやっています。

テーサイとか、背負いやすいとかにこだわると肝心なものが
失われるので・・・
だいたい背負い慣れない人は、何を背負っても疲れますしね。

ドカッとでかい! 周囲にはポケット 中はモーリースィステム
重いモノを運びたかったら自身を鍛えよ
弱き者は身丈に合った荷物にせよ

という根性を要求してくるというコンセプトなのですが、どうですか?


こんにちわ。
今回の災害を機に非常持ち出しバッグを準備しました。採用したのは「mon-bell
」という日本の登山用品メーカーのボストンバッグタイプのカバンです。

手提げと肩掛けができるタイプで、約3日間の食料と飲料水、メディカルキット
、下着類が入りました。残念なのが本体の周囲に小物を小分けするポケットがない
のと、ジッパーを防水タイプ、本体を撥水加工にしてくれればな~と思いました。

あとこれは日本では考えられない発想ですがMOLLEウェッブですね。必要なポー
チがあれば増設できますし。

購入時に考えたバッグ自体に出せる金額は1万円~2万円で探しました。結局ア
ウトレットで1万円以下で手に入ったのですが。
長くなりましたがこれにて。
by チャップマン

市より
>ジッパーを防水タイプ、本体を撥水加工にしてくれればな~<
ここんとこで悩んでいます。
防水のズィッパーは操作にストレスがあって辛いんですよね〜
だいたいは乾燥した状態で使うわけで、雨対策には軽いレインコート
を別に作ってすっぽりかぶせるほうがよくないですかね〜
で、プロトの内部はモーリーにしてみましたよん♪
この分重くなるのがシャクなんですが、やはり便利かと・・・

しっかし、食料と水の重さにはまいりますね〜!・・・
人間はこんなに飲み食いするのかと驚いてしまいます。
地球環境にはやはり昆虫が一番適していますよね〜

だいたい人間以外の動物は常に身一つなんですよね〜!!!
人間って変すぎません?

我々生き物として、この原点を見つめてみましょうよ。

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はじめまして。我が家では新潟県中越地震の被害をテレビで目の当たりにして以来、Bug Out Bagを用意し、様々な書籍やサイトを参考に継続的に内容を見直しているのですが、おっしゃるとおり難しいですよね。何が難しいかって、持って行くべきアイテムの取捨選択と、パック自体の選択が。

Bug Out Bag用のパックは色々な製品を試していますが、ダッフルタイプで背負うこともできる既存製品では、GregoryのAlpacaが代表格でしょうか。こいつはTarpaulinというビニール加工した素材を使用しているので耐久性と防水性能は高いですが、トレードオフとしてパック本体がかなり重いです。また、やはり本来はダッフルバッグであり、「オプションとして背負うこともできるよ」という製品なので、背負ったときは全重量が肩にかかります。大量の荷物を入れて長時間行動すると、肩に相当な負担がかかり、かなり消耗します。ただ、このキャリングハンドルとショルダーハーネスを兼用させるデザインは、市さんが企画されているパックの参考になるかもしれません。

で、現在はKifaruのパックに落ち着いています。市さんはすでにご存じのことと思いますが、ここのパックは受注生産なので高価ですが、作りはダントツに良いですね。ショルダーハーネスとウェストベルトの設計が良く、重量の大半を腰に乗せることができるので、重くなっても楽に行動できます。まあ、それだけなら普通のアウトドア用パックでもとっくに実現されていることですが、Kifaruのパックはタクティカル用なので、分厚いコーデュラナイロンの頑強さと、外も内も全面PALSグリッドで覆われている拡張性の高さと、豊富に用意されているオプション類が高ポイントです。タクティカル系パックの中では、最高クラスの製品ではないかと。

理想のBug Out Bagに話を戻すと、全重量を肩にかける設計は、徒歩での長距離移動を考えると個人的にはあまりお勧めできません。「じゃあ鍛えろよ」というご意見には大いに賛成なのですが、災害時や避難時には、怪我、栄養不良、精神的ダメージなど、体調が万全でない可能性があることも想定すべきなので、重量物を少しでも快適に運搬できる工夫があると嬉しいです。すると、必然的にダッフル系ではなく、バックパック系になるのかな・・・と思うんですよね。

防水性については、止水ジッパーだけ使っても、強い雨に当たり続ければシームや本体素材から水が浸透するので、やるなら全シームをテープで防水処理し、本体素材自体もTarpaulinのような防水素材を使う必要があるでしょう。そうするとパック自体の重量増&コスト上昇が避けられません。なので防水性は切り捨てて、濡れることを前提にパック底部にドレン用のグロメットを付けて、濡れて困るアイテムはDrySackやLOKSAKなどで個別に包むというworkaroundのほうが現実的かと思います。

パックの容量については、Bug Out Bagに詰めるアイテムの種類や重量は人によって千差万別でしょうから、複数のオプションを用意するのが理想的かと思います。40、60、80リットル程度でしょうか・・・。

長文失礼しました。

>ドカッとでかい! 周囲にはポケット>中はモーリースィステム
>自身を鍛えよ>身丈に合った荷物にせよ

全てに賛同いたします。
設計思想は使われる状況を考えたら納得できます。

まがりなりにも山々を登り特訓しておりましたので、時に連れ
たった人達のリュックを背負ってあげていたので(3個もリュ
ック背負っている姿ははたからみたらいじめですね(笑))、日
頃から備えると言うことも大切ですし。
ただ、いずれの市販のリュックも背負いやすかったのです。

肩紐や形を書きましたのは、
中学時代、エアータンクの一番デカイのを、メーカー不明の
ミリタリーリュックに入れ使ってましたら、腰にゴツンゴツン
当たって痛くて、タオルを重ねて入れたり、跳ねると後頭部に
タンクが直撃するので、市販のリュックに入れたら解消され、
前記の肩こりもなくなり、なんだかなぁ~という感想があった
ものでして。
それ以来、市販リュック使用するようになっていました。

市郎さんがそんなジャンクなものを創る筈はないので、杞憂と
いえば杞憂です。

記事の内容とは関係無いですが、今日鳥取県のローカルのニュース番組を観ていたら鳥取県の短期大学で女子大生を集めて鳥取県警察が護身術を教えていたニュースが入ってきました。約2~3年くらい前に隣の島根県で女子大生が殺されバラバラ遺体となった事件が起き、それを防ぐために実施したみたいです。
しかし都会の警察はこういった事やっているかどうかは分かりませんが、“自分の身は自分で守る”というのは大事な事ですからね。
しかし女性だと体力的に男性には敵わないと思いますから、タクティカルペンやシュアファイア等のフラッシュライトを持っていると良いかも知れませんね。

お久しぶりです。いろいろあって書き込みできませんでした。
別に精神的な事じゃ無いです。単に通信環境が正月以来劣悪になっただけデス。
そのため、みなさんの書き込みもフォローしきれていません。
一時期は話の流れが早かったし・・。

非常用バッグの件で、自分が見聞きし、思った事を。
今回の震災では同業者も多数被災地に支援に行っております。
ウチにも要請がありましたが、情けなくも仕事放って行けるほどウチも
良い状況ではないので・・・申し訳無いです。もっとも我々の地域は登録、待機で
実際に被災地に行ってはいなかった様ですが・・。

我々の業種が協力できるのは2種、避難した人たちへの、口腔衛生的支援、
もうひとつは亡くなった方達の確認という支援です。
その支援に入った仲間から報告が上がっていました。
「おびただしい数のご遺体は、経験があるとはいえ現実の物と感じられない」
「夢か、映画の世界にいるようだった。ただ、若い人、子供など通常なら
こういう事にはならないであろう人たちが多数いるとさすがに辛かった」
という事でした。
そのなかで、「小学生低学年くらいの子供が、非常持ち出し袋を抱いたまま
亡くなっていた。その中には非常食やレトルト、缶詰など、避難用品が
パンパンに入っていた。小学生にはこの重さは辛くなかったのか、
こんな物投げ出して走っていたら津波に巻き込まれなかったのじゃないか?と
想像してしまって、涙が止まらなかった」との事でした。
きっと、日頃から親が「地震が来たらこれを持って逃げよう」というのを見聞きし
覚えていて自分もそのつもりになったのだと思います。

もちろんそれは結果論で、あの津波では荷物が無かったとしても子供の足では
逃げ切れなかった可能性は高いです。老人も走りきれなくて巻き込まれた人が
多数いると聞きます。車で逃げた人は避難渋滞で津波に飲まれた可能性が
高いとの事です。
 ただ、これらの事を聞くと「非常持ち出しってなんだ?」って考えてしまいました。
避難の足かせになる様な非常持ち出しを自分は準備していないだろうか?って。
何から避難するのか、どういう避難をするのか、どの程度の期間避難するのか。
それに寄り用意する物は変わってしまうのではないのか?そして
その荷物は自分で持ち運べるサイズなのか、などを考えると非常に難しい問題と
考えてしまいます。中には「この大きさ、重さくらい運べる体力が無いヤツは
淘汰されても仕方なし」という意見もあるかも知れません。
しかし、体力の無いヤツは頭で逃げる工夫をしなければならないし、我々には
その為の頭があるし、知恵を出せる仲間がいると考えます。
写真に出ているバッグをみて、生意気にもちょっとそんな事が頭を過りました(^^ゞ

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2011年4月19日 08:02に書いたブログ記事です。

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