射撃は奥が深い、ですって?・・・

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おはばんよ〜ん!
明日はLAでビアンキの試合があるので今日から泊まりがけで
小手調べにでかけま〜す。
そこで、SATマガに書いた文を載せておきますから読んでもらえたら
嬉しいで〜す
すっごく長い文ですが、これでもほとんど書き切れていないわけで、
嗚呼、文章書きは難しすぎるとこれまた悩みのタネなんですね〜

   ★ブログより★
 おはばんわ~!
  日曜日だった昨日は家族ピクニックにつぐ猛練習でクタクタになりパソ子も開けられず、遊びつかれた子供のように眠り込んでしまいました。
 猛練習といっても、カップガンを抜いて3秒以内に一発撃つ、距離25ヤード、ターゲットサイズは4インチというもので、12発撃ったら弾痕をペイントしてまた撃つというものです。これを延々と繰り返すわけですが毎回自分のスタンスを決めてキレイに「ビアンキドロウ」を決め前傾姿勢と腕のロックアップを予定のカタチに持ち込み、指はこれまでよりも深くトゥリガーに入れ、不動の心で引き金を引く、、というものです。これがすごく難しく、大切な基礎が出来てないことを思い知らされ、自分は習得することに対してなんと頑固なんだろうとあきれてしまいます。
 前回ムーヴァーをクリーンできたのはマグレかラッキーであり、実力なんてまったく伴っていないんです。ただ、今年は例年よりも真剣な気持ちで練習するという気持ちが湧いているのが救いなだけなんです。
 でも真剣だから実力がつくというものではなく、正しい訓練を積まないかぎり向上はないわけで・・・。
 さらに、同じ事を繰り返すことの苦手なワシにとってこれはゴーモンに近く、しかしここを卒業できなかったら試合に出てムーヴァーを撃つ資格もないのだと判っており、ここで踏みとどまることにしました。

 今朝は5時に目覚め、明るくなるのを待ってホキマに行きます。
 これからは毎日、仕事前の100回ドロウをやろうというわけです。
 今までは時間を盗んではやっていたことを「正課」として毎朝やろうというわけなんです。それでもあと3ヶ月しかなく足りるわけもないのですが、ひょっとしたら見えかけているものが見えるかもしれないので頑張りたいわけです。
 そんなふうなので皆さんの書き込みに対してコメントする時間がなく、澄まない気持ちでおります。お許しください。
 6:30am 空は明るくなってきました。
コーフィーとベゴを飲み食いし、それでは行ってきま~す。市

 以上は、2月21日のブログで書いたことです。そして本日は2月24日、の3:09am。
 もう目が覚めてしまい、コーフィーを飲みながらベゴをかじりつつ、マックのパソコンを開いてこの原稿を書き始めました。夜が明けるまでは原稿を書き、明るくなったら終日かけて訓練しようというのが今日の作戦です。

 さてさて、皆さん、
 "射撃とは奥が深いんですよ~"
 と、ワシが言ったらどう想います?
 "そうだろね~、弓道や手裏剣投げのように奥は深いんだろね~" 、と想いません?
 でもですね、
 "じゃいったいどのように奥が深いのか想像できますか?"
 と聞いたら、う~ん・・・と考えてしまうのではありませんか?
 ワシ、今年5月に開かれる拳銃世界一大会のビアンキカップに出場すると、28回目になります。この試合は年に一度の開催ですから、なんと28年間もカップを撃って来たというわけなんですよね、なかなかのもんでしょ?
 バカさかげんがナカナカなのか、シツコサがなかなかなのかは別として、やはりナカナカのもんですよね?
 28年という年月があれば、1才の子供が28才になっているという計算ですから、人生としてはカナリな部分をそこに注ぎ込んだことになりますよね?
 そういう長い年月の中で射撃生活をしてきてこのところ感じるものがあるんです。今回はそれをちょいと書いてみましょう。

 で、27回のビアンキカップを連続で撃ってきたわけですが、当然ながらその年によって好調なときと不調なときがありました。たいていは不調なままの出場だったわけですが、その原因といえば決まっています、つまり「訓練不足」なんですね。どうして訓練不足かといえば、まあオカネが足りないというイクスキューズがあり、それと情熱の不足ですね。
 いくら燃えるほどのヤル気があってもオカネがないとどうにもならず、どんなにオカネがあっても熱い心がないと物事の成就は成りません。
 40才にして初めてビアンキカップに挑戦できたわけですが、そのころはゼンゼン豊かではなく、熱い気持ちだけで打ち込んだのはよいとして試合前の一ヶ月はまったく仕事をせずに訓練していたので試合後はスッカラカンで5ドルのモノを買うのに躊躇する自分がありました。
 ビアンキでどんなに凄い成績を出せても、それで食べていける世界ではなく、あくまでそこは自分を磨く場所だという意識がありました。それだけに試合後の経済的なストレスには悩まされたものです。
 でも、そうこう頑張っているうちにアメリカでの仕事が増えて身に余るほどのギャラもいただけるようになりました。高価な試合用の銃もスポンサーがついて無料で使えるようになり、イッパシのシューターっぽくなってきました。
 ところが、こんどは仕事が忙しくなって訓練時間が急激になくなってきたのです。ひどいときは、仕事依頼に対して
 "カネ払うからワシに頼まないでくれっ!"
 みたいな気持ちになったわけです。
 心亡ぼす、と書いて「忙しい」と読むわけで、あれほど忙しく仕事をすることに憧れていたのに、これは想定外の伏兵でした。
 忙しい→鍛錬が出来ない→射撃が上達できない→ただ試合に出るだけ→悪い成績
 と、こういった図式が成り立つ年月だったわけですよ。
 射撃の鍛錬とは、冷水マサツをするとか滝に打たれるとかではなく、同じことを延々と繰り返して自分の身体にスキルを刷り込むことですから、多くの時間を必要とするわけで、オカネと情熱がそろっても時間がないのでは「人生の実りなど無きに等しく」なんてことになるわけなんですね。ワシはこういう状態でカップに出る自分を哀しくみつめていました。
 もう68才となり、、"えっ? もう終わってますねぇ~、まだしつこくやってんですかぁ~? ははは" と言われてもオカシクない年齢となり、もうあと何回の試合に出られることかというカウントダウンに入っているわけなので、どこかで精一杯の努力をしなければ臨終にさいして悔恨の涙を流しそうなのですよね。
 これではイケマセンから、ひとつ頑張りなおそうと決めたのです。つまり仕事を減らして時間を作って訓練しようというわけなんですね。
 実は、3月にちょっと魅力的な三日間の仕事依頼がありましたが、断ったところです。家にこもって幼い子供たちを見守りながら自分は毎日せっせと訓練に励もうというわけです。なにしろ、カップまでもう三カ月となったので真剣なのですよ。
 "来年はシッカリやろうっ!" と決めたのは去年の5月、カップが終わってからでした。まあ、毎年のようにそう考えるのですが、公務員の責任逃れのようなもので、いざとなるとモトノモクアミ現象なわけです。でも、今年はなんだか違っていました。帰宅するなりセッセと撃ち始めたのです。ただし、やったのはカップの練習ではなくて、なぜかスティールチャレンジの早撃ち訓練だったのです。
 5枚のターゲットを3秒で撃つというスティール、一つの黒丸に3秒かけて1発撃つという移動標的。この相反するような射撃コースになんらかの関連性があるのではないかと考えたわけです。というか、このままダラダラとムーヴァーを撃ち続けていても上達は望めないことが判っていたので、他の訓練方法を探していたわけですね。
 しつこいですが、いくら滝に打たれようと、いくら座禅を組もうと、いくらランニングをしようと、射撃の上達はありません。どの道にせよ優れた精神は何らかの優れたスキルを身につけた者だけにプレゼントされるのだとワシは想っているわけで、座禅は達人になってからやってもいいかと。優れた精神、それは「努力の賜」だというわけではないのでしょうかね。
 ダラダラといくら撃ってもダメ、しかし射撃から外れた訓練はあり得ない、だから射場に足繁く出向いて撃ち続ける、そこに落胆があり消沈があり挫折が待ち受けていようと果敢に攻め続ける。この態度は何事によらず生きる上で必要なのではないでしょうかね。まあ、必要ではないのでしょうが、ワシには必要なんですね、なぜか。

 そこで・・・と、
 スティールで100秒を切る、というのが自分に課した宿題だったわけですが、かなり執拗な訓練の結果それが実り、その時点でガタリとスピードガンをソッと置きました。笑
 そして、2挺のダンスキー改を引っ張り出します。改という意味は38スーパーというキャリバーだったダンスキーカスタムを9mm弾用に改造したというわけです。そしてじつはまだ出来ていないのですが、宝刀ナウリン カスタムも9mmにして3挺態勢にしました。これなら準備した10万発のタマすべてを撃ち尽くしても銃はもちこたえます。
 これで早速ムーヴァーを撃ってみたところ、二日目にはクリーンが出ました。クリーンというのは480点のことで48発のタマがすべて10点圏を貫いたということです。カップで何が難しいかと言うと、この移動標的なんです。他の三種は幾度もクリーンしましたが、コヤツだけにはゼンゼンまったく歯が立ちません。一般のシューターがビアンキカップを恐れる原因はこのムーヴァーだと言われています。だいたい普通の射場にはムーヴァーそのものが設置されていないわけで、そこからしてカップへのチャレンジは難しいわけなんです。
 で、去年の練習では一度もクリーンが出なかったのに今年は早々と2回も出ました。これはやはりスティールのペンジュラムに打ち込んだせいです。トゥリガーを引くときのマインドが強くなっているのをハッキリと感じました。でも、だからといって試合でクリーンできるかというとハナシは別なんです。練習で連続20回はクリーンできなければ本番ではムリなんだとワシは考えています。そういう意味ではワシのはマグレ当たりに等しく、まだ撃ち方がまったく荒いのです。

     ★静止ムーヴァー★
 今年のイチローには、ちょっとエライところがあります。
 それはムーヴァーを練習し始めて3日目にして止めてしまったことなんです。
 なるほど、早々とクリーンできた、しかし連続してはできず、本番で出すには3年早いという考察があったわけです。
 このままムーヴァーを3ヶ月間にわたって撃ち続けていてもたいした向上は望めないのだと感じたわけです。
 そこで今年は「静止ムーヴァー」をテッテ的にやろうと決めたのです。
 静止ムーヴァーとはオカシな呼び方、でもこれがぴったりな表現なんですよん。
 なにかといえば、ムーヴァーが止まっているスキを狙って心臓を撃ち、暗殺するという作戦なんです。
 ムーヴァーは動いているから命中させるのが難しいわけで、止まっているなら楽ちんだろうという考えから始まった訓練方法ですが、ところがドッコイ、スットコドッコイおととい来やがれってなもんで、こやつがゼ~ンゼン難しいんですね。

 自衛隊及び警察の諸君、ゼヒともこのコースを拳銃で撃ってみてくれたまえよ、必ずや「ふ、ふ、フカノーだぁ~!」と悲鳴をあげることを保証するがぜよ。

 で、そのコースは、
 距離25ヤード、または25m。
 標的、径4インチ、または10cmの黒丸。
 両手首を肩の高さより上にあげて待機。
 ブザーが鳴ったらホルスタから抜いて3発を撃つ。制限時間5.5秒。
 これを4回くりかえし計12発とする。

 という簡素なコースです。
 エアガンでなら距離を縮めてターゲットを小さくしましょう。直径2cmの黒紙を茶色のメモ用紙などに貼ればターゲットは完成です、これを3mほどの距離から狙えばイチローの苦闘を理解していただけると想います。  
 ただし、この場合は銃の重量、重いトゥリガープル、そして決定的なのは「反動」の違いというものが重大なる作用を与えることになります。なのでエアガンの人はワリと簡単かも...。ナンブや9mm拳銃の人は不可能だと感じますが、それは反動のせいなんです。
 そうそう、本物で撃つ人で射場の都合で距離をとれない場合は3mから2cmのターゲットを撃ってもよいですよ。
 "どっひゃ~! 3mから2cmに抜き撃ちで3連射かよ~! できるわけねえよ~"
 と感じた人、ふふふ、射撃の経験がありますね? でも、カップガンなら可能なんですよ、値段は50万円もしますが・・・しかしそれとてモウレツな特訓が必要なのは当然ですがね。ワシもまだ確実にはできません。

 さて、ともあれ、
 どうして静止ムーヴァーをやろうと決めたのかといえば、その理由は簡単なんですよ。「止まってるのを撃てないで、どうして動いているモノに当てられようか、アホウめが・・・」というしごくもっともな正論であるわけなんですね~。そして、止まっているモノを撃てれば、動く標的では滑らかな追跡の技術を加味するだけでよい、ということも言えるんです。
 ムーヴァー討ちはあまりにも難しいので、一歩さがってトゥリガープルの磨きに集中しようという計算もあります。それにムーヴァーを撃つためにはクルマで射場まで出かけ、バッテリーにコードをつないだりコントローラーをセットしたりと簡易に始められないわけで、1回の練習に最低でも2時間は費やすことになるんです。
 ところが静止ムーヴァーは裏庭に出ればすぐに撃てます。そこには鉄板で作ったビアンキターゲットがあり、その真ん中には4インチの穴があるんです。ガインと鳴ったら外れ、ズゴッと鳴ったら当たりなんです。外れの弾痕には茶色のペイントを塗ります。これを25ヤードから見たら誰も鉄板だと想わないというシロモノ、というか茶モノなんですよん。これってビアンキターゲット品評会があったら特別アイディア賞をいただけるなんて想いません?
 もともとこれはプラクティコオのイヴェントを安価に手軽に練習するために作ったものですが、ここにきて別な威力を発揮することになりました。

 さて~・・・
 "三発ずつならできるだろうな・・・"
 という気持ちがあり、サッサと巧くなったろ~と想っていました。ところが、ガイーンが多いんです。ガイーンだらけなんです。次から次へとガイーンなんです。ガイーン、ズボッ、ガイーン、ズホッなんです。お恥ずかしながら、半分はガイーンなんです。いとも簡単にヤッツケラレてしまいました。
 これじゃムーヴァーに勝てないわけだと完璧にナットクしました。
 自分が観て巧いと認定できるまではムーヴァーは撃たない、と決めたのはこの時なんです。でも試合まで3ヶ月しかなく、現実的には4月いっぱいまでに決着を付けないとイケナイという不安はあります。
 初日は自分のダメさに衝撃をうけて半日は入り浸りました。いくら撃っても12発がXに入りません。2日めは仕事を放擲して朝から夕まで撃ちました。それでも連続12発は達成できません。最後の1発を外して人間の小ささを丸出しにしたこともあり、ちょっとショゲました。もともと自分は小者だという認識はあっても、なにも自ら丸出しにする必要なんてないと想いません? 辛いですよ~!
 そして3日めも駄目で、4日目です。
 これが今日というわけです。この原稿を途中まで書いて昼寝をし、昼食後から攻撃に出かけました。攻撃とはいっても相手が撃ってこないのでそれほどオソレはありません。もし撃ってきたらそれこそ市コロですね。笑い
 最初のトライ、実はこれが最も大切であり、ここで勝てればその日の練習は他のことをやればいいのです。でも当然のようにガイーンが出ました。そこで実弾とダミー弾を100発ほどずつまぜて撃ちます。それを弾倉にこめて銃にインサート、スライドを引いて放します。さあ、タマが出るか邪が出るか? タイマーのボタンを押して両手を挙げます。3秒後にブザーが鳴ります。ドロウします。両手で拳銃を握って持ち上げます。黒丸を狙います。トゥリガーを引きます。カチッ! ぁ! 銃がガクッと動きました。邪が出ました~!
 カラ撃ちの場合と、実弾が装填された場合はトゥリガーの引き方が違うんです。これをトゥリガージャークと言います。フリンチとも言います。ガク引きのことです。
 銃を巧く撃てるかどうかというのは、トゥリガーの引き方にすべてがかかっているのです。つまり、装填された銃でもカラ撃ちのようにトゥリガーを引ける人は巧いシューターであり、ガク引きの程度でヘタ度が決まるということなのです。
 トゥリガーをキレイに引くというのが射撃の奥義であり、そこには奥の深さもヘッタクレもありません。ただ、素直に引けば当たるんです。それだけのことなのです。たとえば奥義という文字を「おうぎ」と読まず「おくぎ」と読んだり、廉価版を「ケンカバン」と読む人は奥の深い人ではないと他人に想われるかもしれません、が、それでもトゥリガーをまっすぐに引ければ射撃の奥義を究めたことになるのですね~。
 ともあれ、
 今日のスライドを引く回数は数百回におよび、実銃のスライドは重くてスプリングも強いため左親指の指紋が消え、終いにはとうとう親指の皮膚が破けて血がにじみ出してしまいました。その甲斐あって調子はあがり、遂に12発をキレイにXリングに放り込むことができました。もうテッポを握っただけで手の骨が折れるだろうと想われるくらい疲労していました。で、ようやく一勝を勝ち得たわけですが、次のトライでも巧く撃てるかといえば、これがノーなんですよね~。撃ち方がどうにか判ったとはいえ、あの集中力をまた出せなんて言われてもムリなのです。次のクリーンはいつになるやらという状態です。もしも5割の確率で出せたら動くムーヴァーに移行しても恥ずかしくないかと想うのですがね~

 それはともかく、
 完全クリーンでなくても、9割の確率で10点圏に入れることができたら本物ムーヴァーの練習権を自分に与えてもいいと考えています。Xリングがコブシなら10点は手を開いた大きさです。現段階では5割の確率というところなのです

 で、日が沈み、朝日となって昇りました。
 今日は25日です。4時起きでした。
 けれども、天気は一転し冷たい雨が横殴りに降っています。風がこれまた強く、Xリングを狙うなんて無理そのものです。
 そこでゆっくりしながら原稿を書くことにしました。このさい「射撃の難しさ」とはナニかということについて書くための絶好の機会かと想うわけです。

 ではさて、
 射撃はどこがどう難しいのか?
 ということについて一度は解説したかったわけで、この機会に書きましょう。
 まず、射撃の世界は奥深いか?
 という問いへの答えですが、
 「ぜーんぜん奥なんかありませ~ん!」
 と、ワシには言いようがないんですよ。
 「ただ、ターゲットの中心にサイトを合わせて引き金を引いたらええだけやん」
 なぜか、どういうわけか関西弁ですが、これが答えのすべてなんです。
 この30数年間、銃を撃ち続けて奥が深いなどという実感など一度もあったことがないのです。
 ただ「単純な事なのに、あまりにも難しい」とは常に想っています。たとえば想うことは、柳の枝が垂れ下がり、元気なカエルたちが集まってその枝に飛びつこうとする、3匹ほどの早稲カエルは早々と飛びつけて、市ガエルはあと2センチというところで届かず落ちてしまう。調子によっては枝に触れるところまで飛べるのに掴めないでいる。べつに飛びつく必要などなく、それが出来たからといって花子ガエルにキスされるとかの目に見える収穫などあるわけでもなく、ただピョン生の楽しみとしてのチャレンジでしかないということ。と、そんな感覚なのです。

 難しい事を奥が深いというのなら、それはそうでしょうが、たとえば武術の奥は深いなんていう格闘家みたいな人がいたら、その人をあまり信用しません、ちゅうかワシは精神主義が嫌いなので表現のしかたがワシの感覚に合わないのでしょうね。とくにタバコをふかしながら「奥が深~い」なんて言うヤカラさんにはバーカと想ってしまいます。
 さて、射撃に奥があるのかどうかは個人のとらえ方でもあるのでほっときましょう。
 でもね、だいたいこの世の中に難しくない事って何かありますか? ワシにとっては、ただ道を歩くことだけでも難しいという気がしています。どこまで歩けるか持久競争をしたら早々と負けてしまうでしょう。10mの高さにある平均台を1km歩くということになったらさぞかしビビルでしょう。そして自分の歩く能力を上げるということの難しさに直面するはずです。
 でも、こうなると物事の洞察力の世界に入ってしまうのでここでは止めて、ハナシをもどしましょうね。
 基本的には、そんなことや理屈などはどーでもいいんです、まあ、つれづれに書いてみましょう。

 "イーチは偉いわね、なかなかそこまで努力できないわ・・・"
 とナナリン妻が言いました。
 雨の日も、風の日も、そして風邪の日にも青ばな垂らしながら射撃訓練をしているワシを観て感心したというのです。
 "努力してるってワシがなにをやっているか知ってる?"
 とワシは聞きました。えっ? と彼女は首をかしげました。
 "ワシね、書道で「一」という横一文字を書くだけを延々とやっているだけなんよ、つまり銃を抜いて1発撃つということ、この難しさは筆で一を書くのと似ているんじゃないかとね・・・"
"そーかぁ、それは難しいわ。私も久々に筆で手紙を書いたけれど、練習していないから文字がそろわなくて諦めたところなの。やっぱりイーチのように毎日毎日やらないと手が忘れるのよね。とはいっても毎日墨すったり硯を洗ったりも大変だしね。だからその「しようとする」努力に感心しちゃったのよ・・・" 
 彼女は書道の師範という免状をもっているだけに筆使いの難しさについては知り抜いているわけで、ワシの気持ちは伝えやすかったのです。
 "書もね、震えがくるの。たかが一線書くだけなのに、上手く書かなきゃと気負うと震えたり、思ったより上手く書けて最後の一字になって「この文字さえ上手くいけば!」みたいな妙な期待をしたりすると何故か突然ガクガク手首や指が震えるのよね。そうなると最後の一文字のせいで反古ね。逆に安堵したせいで最後の文字だけドッとだらけても同じだけど。ちょっと書を学んでる人なら線の震えは解ってしまうし。線が震えていたら昇段試験なんかでも真っ先に落とされると思うわ。基本中の基本というか・・・"

 ああ、緊張、そして震え・・・。
 これなんです!
 射撃も緊張による震えでトゥリガーを正しく引けずに的を外すのです。ただ専門家が観なくてもターゲットの中心から外れているので誰にでも判ってしまうのです。
 練習では巧くても試合では巧くない、というのは典型的なことですが、原因は試合の緊張による震えなわけです。
 ワシの場合は練習でも震え、試合ではもっと震えるというわけですね。27年間も震え続けているわけですよ。笑い
 でも、この震え以外の大敵が射撃には存在します。
 それは「怯え」なのかもしれません。または自然な反応とも言えます。パチンと顔を叩かれるとビクッとして目もつむりますよね? あの反応です。シロートの人がテッポを撃つと目をつむるものです。"こらー、目は開けとけ~っ!" とワシは教え、まずこれが射撃の第一歩かと。
 なにしろ、両手の中で火薬が破裂しナマリ弾が飛び出し、雷のようなショックを与えられるのですからカナリの慣れが必要となります。そしてこのビクッという反応は小さくはなりながらもいつまでも消えることはなく、そのビクリの度合いが射撃レヴェルを決めるわけです。
 
 「射撃の秘密はトゥリガーコントロールにあり」という言葉がありますが、上級シューターほどこの言葉を噛みしめながら練習することになります。
 トゥリガーコントロールとはさも複雑で難儀そうに聞こえますが、なぁ~に、その意味は「トゥリガー引き」という意味でしかありません。しかしですね、チッ、と1mmほど引くというこの一瞬の行為ですが、そこにはもうスサマジイばかりのドラマがあるんです。引いたあとはハンマーがピンを叩き、ピンは雷管の尻に激突し雷管は起爆、その炎が火薬に点火して爆発が起こり、その爆風で弾丸が筒に飛び込み、ライフリングによってギリギリと回転させられながら銃口より突進してゆくわけで、それらは銃という精密機械がやってくれるわけで、なにしろ難しいのは人間がやらなければならない「引く」という単純作業なのです。もしも機械に知能があったら、どれほど人間はバカにされるかしれたものではないですね。
 で、引くということは、本当はまったく簡単なことで、誰でも出来ることなんですね。ためしにカラウチをしてみてくださいな、けっして難しくなどないですよね?
 でもね、ワシにとっては猛烈極まるほどに難しいんです。
 ポリスコンバットでグランドマスターとなり、コンバットシューティングでAクラスとなり、スティールではスーパースィニアのクラスで3連続優勝、ビアンキカップは27年間も撃っているというワシですが、この単純極まるトゥリガー引きに悩まされ続け、こんにちに至っているわけです。

 などと書きながらコーフィーをすすり、ふと耳を澄ますと静かなんですね~。で雨も小降りになっていました。キャップを被ればモンダイナァーイようなので、ちょっと出かけて撃ってきます。このチャンスを逃がすと本日の射撃ゼロ発ということで精勤賞にキズがつくようなので行きます。
 去年のカップ以来、本日までの訓練日数は182日となりました。これから本戦まで60日は訓練できると想われるので、なかなか恥ずかしくないだけの日数は稼いでいると想うのです、が、でもそれにしては大して向上してはいなく自分でもメタクソに情けないです。

 はい、もどってまいりました。
 まあまあの出来でした。
 えー、もう疲れたのと子供達と遊びたいので今日のところは終わりにしま~す。

 でもって翌日となりました。
 天気予報では雪マークだったのですが、雲ひとつ見えない快晴です。だいたいにこのあたりの予報は現時点の空を見上げることでしか決まらないんですよ。でも空気は冬の長野県みたいに冷たく刺してきます。
 まずは朝のコースをやってきました。
 これは本日より毎朝やるもので、10、15、20、25ヤードの各ステイジで12発ずつ撃つという「静止ムーヴァーフルコース」というわけです。10と15では5秒間に6発ずつ撃ちます。こうなるとまったくの疑似ムーヴァーです。成績はなかなか良好で自分でも驚きました。チカラを抜くということが身についてきたという気がします。

 さてと、トゥリガープルの話でしたね。
 テッポのトゥリガーを引くことは誰にでも出来る簡単なこと、です。
 でも、タマの入ったテッポとなると、もうそれだけで緊張します。銃を規定された時間内に撃てと言われるとトゥリガーの引き方をいとも簡単に忘れて乱暴に引きます。さらに決められた時間に3発だの6発だのという連射を要求されると、だいたい自分がナニをしているのかも見えなくなって乱射に走ります。
 つまり最も簡単でもっとも大切な動きを真っ先に忘れるわけです。
 ただ狙って静かに撃てばいいものを、心がパニクッて自分が自分でなくなる、というより自分の真の正体が現れる、というわけです。
 平常における人間は、尊大で高慢で横柄でえらそうにしていますが、コトが起こると判断力など消え去ってアッパッパ~になるものです。射撃をするとそういう自分を浮き彫りのように鮮明に観ることができるんです。
 ウソだと想う人はエアガンの試合に出てみてください。出たくないという人は、すでに自分の正体を知っているからかもしれませんね。んで、そこで負けずに挑戦を続けると自分をコントロールできるようになるわけです。挑戦は自己を磨きます。成長したかったら何かにチャレンジすべきなんです。
 チュイーン! ん、話が跳弾しましたね。
 
 で、カラ撃ちだと簡単、装弾して撃つのは難しいという厳然たる事実があります。
 たった一発をゆっくりと撃つにしても人間はガク引きします。ガク引きというのは、反動を怖れるあまり乱暴に引いてしまうことです。反動なんて気持ちのよいものであり、銃撃の迫力を味わえる楽しいこと、なのに身体はビクついて引くのです。
 これがターゲットが小さくなるほどに大きくなるんですよね。狙いに集中するために余裕がなくなってガクッと強く引くわけです。で、ガクッというのが撃ったあとならまだいいのですが、引く前に銃を八方に振ってしまうという「先ガク」になってしまうのですね。ターゲットをキレイに狙っているのに、わざわざ銃口を逸らしてから撃っているわけで、これがいつまでも治らないわけで、これでアタマくるんですよ。
 "バカ、バカバカ、バカタレー!!"
ワシは自分を何万回も罵りました。そして今も日に何度もノノシッています。
 自分にあきれ果てています。自分は真性の覚えの悪い役立たずだと想っています。
 逢えば判りますが、ワシはぜんぜん気取らず、優越感に浸らず、フレンドリーで話しやすい人間です。これは射撃を通して自分の正体を見極めているからなのです。エバっていても自分はごまかせんからね。まあイーゴウの強い人にはズゴッとXリングを貫くようなことは言いますがね、ふふっ。

 えーと、これでトゥリガーを引くことの難しさを判ってもらえたでしょうか? いやいやそんなハズはありません、だってゼンゼン書き足りてないんですもん。ガクーッ!

 さて、初めて拳銃を撃つ人の場合、第一発は狙ったところにズボリと当たる場合が多いです。
 「反動がすご~い! 気持ちええ~!」とすっかりご機嫌になります。そして2発、3発と撃ち、やがてすぐに当たらなくなってきます。やればやるほど外れます。自分では落ち着いて集中しテイネイに撃っているつもりなのに外れます。しまいには地面に着弾し自分でも驚き「ガヴァメントはタマが下に行く」なんて真面目に言い出します。まさか自分がものすごいフリンチをしているなんて誰も想わないのです。いとも簡単に銃のせいにします。これが典型的な初体験というわけです。ひどい場合は自分のフリンチをいつまでも認めず、遠くを撃つのをやめて3mだの5mだのの近距離でしか撃たなくなります。これだと自分の欠点が見えにくいので本人は嬉しいわけです。しまいには「拳銃によるコンバットは7ヤード以内でおこる」みたいに聞いた風な講釈をします。こんなヤカラにかぎって25mで撃たせるとシッチャカメッチャカな弾痕を見せてくれます。でも25mを撃てないヤローはシューターとは言えません。拳銃のサイトは25mに合わせ、基本として25mまたは25ヤードから練習するのが本道だとワシは想います。ワシだけではなく、おそらくどの教官も言うはずです。こうして初めからトゥリガーコントロールの訓練をしないと後々になって遠回りすることとなります。さらに拳銃の良し悪しを判断するにも25ヤードでのスタンディング射撃は欠かせません、この距離から撃つと銃の欠点も大きく浮き彫りとなるわけです。もちろん、かなり射撃が巧くないとテストなどできないのは当然ですが・・・。

    ★フリンチという怪物★
 ビクッとガク引き、これをトゥリガージャークと言います。ジャークという言葉にはグイと乱暴に引っ張るといった意味があります。
 それとは別に、ガク引きのことを「フリンチする」と言います。この意味はヒルム、尻込み、たじろぎ、といった意味です。
 つまりフリンチの心がジャークを生むということでしょうね。
 9mm拳銃の反動なんてたいしたことなどなく、手首が折れそうというわけでもなく、どちらかといえばちょっとした快感なわけで反動を怖れるなんて考えにくいものがあります。でも、撃つたびにガクッと銃を押さえ込もうとしてしまうのです。想うに、人間には意識下にもうひとつの意識があるようです。観たわけではありませんが、人の心は表面意識と潜在意識との二重構造になっており、潜在意識のチカラたるやモノスゴクその人の人生に大きな影響を与えているような気がします。
 "トゥリガーは潜在意識に引かせるんだ、意識して引いてはイケナイよ" 
 とダウグは言います。この男はビアンキカップで幾たび優勝しているか判りません。まったく世界一の拳銃射手です。意識を使ってターゲットをとらえればトゥリガーは潜在意識が引いてくれるんだそうです。
 たしかに "今だ引けっ!" なんて考えてしまったら大ガク引きがでます。気持ちよく撃てるときは照準が決まれば自動的に発射されます。たしかにナニも考えたりしてはいません。
 たとえばボウルが自分に向かって飛んできたらパッと捕れます。あるいはよけることもできます。そこに思考などありませんよね? あの要領でターゲットを捉え、身体に引いてもらえばいいのです。
 ところが表面意識の世界でジタバタの混乱があると潜在意識に任せるという申し送りがなされなくなり、とんでもない事になったりします。"あれ~? なんでオレはこんなこと言ったんだろう? 予定なんかしてなかったのにな~? " なんてことは年中ありますが、それは意識下の心が言わせているわけですね。
 ワシはよく自分の潜在意識に仕事を頼みます。だってあっちのほうがアタマいいし実行力もあるのですからね。たとえばバッグなどをディザインするとき、作りたいモノの条件や理想をいろいろと考えて想い悩みます。ちょっと行き詰まったりして悩むんでないとアッチは無視するみたいですよ。なので、ウーン、ウーン、てえへんだぁ~みたいに深刻に考えるんですね。そして疲れてグッスリと眠るだけです。すると翌朝、ジャーンと脳裏に鮮明な映像が浮かぶんです。ときとしてオイラは才能があるんじゃないかって想ってしまうくらい明らかに自分の能力を超えたモノが浮かぶんです。もちろん撮影も同じで、写すモノと小道具をじっと観てからちょいと昼寝でもすればちゃんと映像を作ってくれるんです。これは本当にマジですよ。
 で、ところが、
 なぜか射撃となるとワシの潜在意識はあまり助けてくれないんですよ。これが射撃才能に欠ける原因だと想っています。
 でもこのままホッてはおけないので、無意識に撃てるようにするためにイッショケンメに訓練をするわけです。表面意識がかなり真剣であり努力する気持ちがないことには意識下は助けてくれませんからね。
 そこで、どんな練習をするかというと「ダミー弾訓練」なんです。

     ★ダミ弾訓練★
 ダミーとは役立たずという意味で、タマの場合は発射できないカートリッジということです。リロードをするときにプライマーが入ってなかったとか、逆さに入っている駄目弾を使います。カラ撃ち用のプラ製も売っていますがウチにはこれが500発はあるので買う必要などありません。これをダミ弾と呼び、トモや石井がくると「ダミ弾訓練」を強制的にやらせています。
 これはそれほど楽しい訓練ではないので、あまり長くはやりません。で、これが今までの失敗の元だと判りました。これは徹底してやるべきで、訓練時間の半分くらいは費やすべきだというのが最近のワシの考えです。
 静止ムーヴァーをやる決心をしたのも、このダミ弾訓練を延々と行うためでした。
 やり方は簡単です。まず、本日撃ちたいだけのタマをカゴに入れます。時間がどれくらいあるかによりますが、200発くらいあると効果的です。そしてダミを好きなだけ混ぜます。今日は頑張ろうと想ったときはうんと入れ、自信がある日は少し入れます。だいたいは等量を混ぜます。
 それを弾倉に詰めてタイマーを使って練習するだけです。ブー! と鳴ったらドロウしてトゥリガーを引きます。カチンとハンマーが落ちて照準が微動だにしなかったら合格です。ガクッときたらアウトです。とてもとても難しいことです。ほんとに信じられないくらいに難しいんです。自分に怒ってしまいます。消沈します。悲しいです。忌怒哀落そのものです。しかし時々素晴らしくキレイな引きが出ます。狙うだけでサブコンシャス君(潜在意識)がコトンと引いてくれ、もうそれはそれは美しくて感動的で、ヨーシッ! と独りで叫びます。ほんとですよ、これ。
 これでひとしきり撃って、連続的に出来るようになったら「検定」に移ります。これはすべて実弾で3発ずつ4回、計12発を撃つというものです。かなりプルがキレイになっているのが自覚できます。でも全弾がXに入らないかぎりはダミ弾にもどります。これを半日やっているとさすがにキレイになります。よしよし、と満足して翌日いきなり12発に挑戦します。するとすごくキタナクなっており、昨日の練習成果は消去されています。とてもがっかりします。ですが負けずに同じことをくり返します。夕方には巧くなります。でも翌朝は消去です。なので3日間もやるとイヤになってフルコースを撃って外しまくって楽しんでしまいます。これを何年間もくり返してきました。イヤになってはイケナイのですが、やってられないんです。楽しくないんです。退屈なんです。コンジョが続きません。
 ところがですね、
 今年のワシはちょっと違いますよ。
 この訓練が楽しくて毎日ワクワクしながらコレばっかやっています。去年もまあまあやりましたが、まったくスケイルが違うんです。ほんとに自分でも感心するくらいにテッテ的にやっています。
 ダミ弾訓練の良いところは、タマ代が半額となり、ダミ弾が自分の欠点を確実に指摘してくれるというところです。ライブ弾よりも高い役柄なんです。効果絶大というか、絶対にやらなければならない訓練なのにコストは半額というわけです。これをやると重たいスライドを引く回数がメチャ多いので左の親指からは一部の指紋が消えました。血も出ました、でももう皮膚が硬くなって痛くもありません。
 スティールでさんざやり、ビアンキ訓練ではまだ数日しか経っていないのですが、明らかに巧さが出ています。といっても10%ばかり向上したというところで、まだまだ実戦で証明できる段階ではありません。できたかな~という感触があっても次回にはフリンチの嵐となるんです。せっかくの訓練なのに半日もかけたのに寝ているうちに消去されてしまいますが、それは100%消されたのではなく、たとえば10日間やればカスぐらいは残るようになると想うのです。このカスをうんとこさ貯めてみればなんとかなるのではないかと。薄紙を丸めたとはいえ便所紙はなかなか太いですしね~、ははは。

 さあ、これで射撃のどこが難しいのかちょっと判っていただけたでしょうか?
 すごくツマンナイことが障害となっているわけですよね? いやまったくしょーもないことでドン詰まっています。カップには世界の強豪が集まって撃ちますが、ムーヴァーをクリーンできるのは3人程度で、ほとんどのシューターはトゥリガーコントロールのモンダイでクリーンできないわけです。これはクルマのレイスでいえばどれくらいアクセルを踏んでコーナーを曲がれるかといった感じで、見物人には判りませんが撃っている本人は猛烈な迫力の世界で闘っているのです。まさに緊張の世界で震えながらも必死の想いで冷静と柔軟を保ちながらトゥリガーを引き続けるわけなのです。
 ムーヴァー標的に48発撃ち込む制限時間は7分、じっさいは5分とかからず撃ち終えます。年に一度だけのチャレンジ。ワシはこの5分間バトルのために200日間も訓練しようとしており、それでも去年より成績を上げられるかといえばあまり自信がありません。ある程度の域に達すると「勝負は時の運」となるのですね。
 昨日からすごく面白い目覚まし時計を10時にセットしました。これは時刻になるとドンチャッチャ~スッチャッチャと音楽が鳴ってストリッパーがクルクルと棒のまわりを回ります。残念なことに赤い水着を着ているのですが、おおいに気に入っています。
 これはブログに載せないとイケマセンね。
 で、どうして10時かというと、本戦でムーヴァーをワシが撃つのは10:15amなんですよ。なので10時になったら弾倉にタマを込めてホキマに出向き、フルコースの静止ムーヴァーを撃つわけです。
 実はさきほど撃ってきたのですが、今日は小雨で風が強く10点を4発ばかり外してしまいました。フイと腕が風に押され、その風圧でというより気持ちが乱れてフリンチが出たのです。技術の低さと心の弱さですね。試合はこういった天候でも撃たなければならないわけで、これも良い経験です。
 イッショケンメに訓練して、あとはママヨと撃つ、これしかないわけで・・・。
 ああ、それにしてもドキドキしますね~。

     ★レンジバッグ★
 毎年のことですが、銃を入れるバッグにはイマイマシー気持ちがありました。
 市販のバッグには大柄なカップガンが収まらないし、使い勝手はよくないし、せっかくの世界大会なのに心のどこかにミジメな気持ちが潜んでいました。ミジメというより気障りとでもいいますか、とにかくイライラを感じ続けていました。
 来年こそは気分の良い快適なカバンを作ったるんやいっ!
 と、誓いに似た感情が湧きました。
 そこでまずはステイジ用の小型バッグを作りました。まずはこれがあればステイジにおいてはカンファタブルで豊かな気分になれます。でも、それは「前線用」であり、待機基地においての装備には寒いものがあります。 
 ステイジに赴くときはホルスタは腰にあるので、あとは銃とタマとエントリーカードくらいがあればよいわけですが待機中はスペアガン、クリーニングキット、工具類、それにベルト&ホルスタなどといったモノを収納できる大型バッグが必要となります。イヤープロテクターなどはカサバルのでいつもジャマであり、しかしいつでも出せる状態でないとまずいことになります。
 そんなカバンは「レンジバッグ」と呼ばれ、すべてのシューターが持っています。
 実は最初にこれを作ろうと計画していたのですが、タフプロ社ではワシの描いたスケッチをカタチにできず困惑していました。二回作ったのにミゴトに失敗しました。ではまずアンモケイスを完成させようと想い、それをやっているうちにステイジバッグの構想がわいたわけです。これとて縫子さん泣かせで、いろいろと工夫のあげく量産できる構造にたどりつきました。これでとりあえず嬉しかったワシですが、レンジバッグの失敗には悔しいものがありました。
 "いいかいラモーン君、もう一度チャレンジするんだ、まず、完成図をアタマに描いて型紙を注意深く作ろう、内部にベルクロを貼ることでドウムシェイプは保てるはずだ、いわばステイジバッグの変化形だから今度はできるんじゃないかな・・・"
 そう持ちかけると、ラモーン君は待ってましたと目を輝かしました。彼自身もまたプロト製作の失敗に腹を立てており、再度の挑戦をしたかったのだと言います。そんな彼の目を見たとたん、ワシには完成できるという予感が走りました。やる気のあるヤツが二人そろうとパワーは2倍ではなく4倍となります。モンダイなのはヤル気のある相棒があんまり見つからないということです。
 そして送られてきたのが、ここで見ていただく第三プロトタイプです。
 一瞥してイメイジ通りで安心しました。真ん中のメインコンパートメントの上はドウム形になっており、高さを稼いでいるのでベルトやホルスタなどが楽に入ります。その両サイドにはカップガンが入るガンケイスが付いています。レンジバッグとなると最低2挺の拳銃を入れたいわけで、ステイジバッグにメインガンを入れておくので計3挺の大型拳銃を楽に収納できるという作戦です。バッグの両端はモーリーになっており、専用の大きなドウムバッグが付きます。この片方はやや背高になっており大きめのイヤープロテクターが収納できます。その両側には小さなメッシュポケットを設け、そこにドリンクや小物が入ります。
 使い勝手を試すためにホキマ射場に行くたびに持って行き、両方の銃を交換しながら撃ったりダブルズィッパーの開け閉めの具合を確かめています。もちろんズィッパーはYKKですが、ダブルの部分はワンサイズ大きなズィッパーに変える予定です。
 この原稿を書き終えたらタフプロ社に行ってデンワやメイルでは説明できない部分などをラモーンと相談しながらラストプロトを製作します。
 他人の作ったものをコピーするのは簡単なことですが、まったく新しいディザインを完成させるというのは創造力の要ることであり完成までは数々の問題点が出るもので、細かい部分まで見直してゆくために時間もかかります。が、どうやらビアンキカップには間に合うので試合がいっそう楽しみなものになりました。
 こまかな改良点はブログに載せますから見て下さい。なお、これほど大柄なレンジバッグは日本のエアガンシューターはもてあますため需要が少ないと見込み、日本には50個ほどだけ輸出する予定です。もし売り切れた場合は注文による取り寄せというカタチにするつもりでいます。
   ではまたっ!   イチロー
 

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コメント(21)

お久しぶりです。
「海」の仔虎です。
コメント違いはご容赦ください。
「未曾有の国難」 の対処をしておりました。
ようやく帰宅の許可が出たので、
家のPCからブログにお邪魔しております。

現地でのことはあまり書けませんが、
テレビで見てるのとはまた違う現実がありました。

状況は落ち着いて来ましたが、
まだまだ復興には時間がかかるでしょう。

ココにお邪魔したことのある一人として、
無事をお伝えしたく書き込みしました。
それでは失礼します。

総理大臣が夏までにと確約したようですが、仮設住宅を被災地周辺で必要数確保するのは物理的に無理みたいです。
仮設住宅の建設用地が確保できない理由の一つは、自衛隊が被災地周辺の安全で広い敷地を、片っ端から占拠しているからというのが理由の一つとか。
総理大臣が後先考えずに大軍を投入したツケが、結局総理自身に回って来たようですな。
兵隊がどれだけ頑張ってくれても、組織や最高指揮官がこうも馬鹿ではいかんとも・・・。
このままだと、被災者は遠くに引っ越す以外に道が無くなります。
このまま自衛隊が、被災者を県外に追い出す原因になって恨まれでもしたら、過労死した兵隊が浮かばれないかと。

貴重なお話、ありがとうございます。
うれしい時代になりました。むかしはこんな話は
ケンさん家に泊まり込んだ時にでも、夜通しでなければ聞けない様な
話なのですが今やネットで簡単に視られるようになったのですから。
しかも、文字にして残しておけるのですよ・・ありがたやありがたや(^_^)

私も結構長いことトイガンで試合に参加していますがいつも
ケチョンケチョンにされて帰って来ます。
絶対的練習量がたりないのと、それを確保しようとする努力が足りないこと、
そしてそれを、日々の生活の諸々を言い訳にしてしまう弱さが
原因ではないかと思います。しかし、私もけっして優雅な暮らし向きではなく
そんなに遊び歩いてといられないという状況なのですが(ああ、もう言い訳して
いる)思い通りの結果が出せたり、あの緊張感を克服した時の気持ちが忘れられ
ないのでどうして続けてしまうのですねぇ。

 原因をある程度認識しつつも対策を打たない、打てないコンジョの無さも
原因の一端と考えています。なので、「射撃は奥が深い」とか言うことすら
よく解っていません。私の場合「そんな偉そうなこと言う前にもっと練習しろよ」
というのが正直なところです。イチローさんくらいの人が言うなら
「ああ、あの人が言う位なんだからきっとそうなんだろう」と感じるのが
関の山です。ひょっとして感性もたりない!?

しかし、どうして「トゥリガーを引く」という行為はあんなに難しいん
でしょうか。
単純に、ガンだけ見て、弾も出さず、時間の制約もかけずに
じりじりと引くだけなら、シアの滑る感触まで感じられるのに
ステイジの的の前に立ち、みんなに視られながらブザーとともに
トゥリガーを引き始めるとそんなこと一切合切忘れてしまう。
あんなに練習したはずなのに。軽くて、リコイルもほとんどないおもちゃなのに。
職人の様に淡々とできれば良いのにと思いますがなぜそれができないんで
しょうか。シンゾーはバクバク言うし、手はプルプルするし、
汗ばんできて気持ち悪いし。酷い時は膝までカクカク言い始める。
あげくの果て、スティックシフトのレバー操作を忘れたり、ダットの
スイッチ入れ忘れたり。残弾の少ないマグを選んで挿入してしまったり・・・
でも、それを乗り切って思う様に撃ち終え、それなりの結果が出た時には
それはもう気持ちイイ。
そう言う体験があるのでやめられないんですねぇ。そしてそれを192発分
こなせたらサイコーなんですが、大抵の場合途中で返り討ちにあう。
最悪の場合、1発目からやられちゃってそのあと立ち直れないくらい
ボロボロにされてしまう。もう、何を克服すれば良いのかすら解らなく
なってしまいます。

 練習といっても淡々と弾をバラまく事をしても傍目には練習しているように
見えるでしょうが、それでは単に時間を浪費しているだけで有効な練習とは
言えないしそしてそれが「練習した気分」になることが一番問題だと自分は
考えています。
 こんな時、イチローさんとか、トモちゃんやらのビアンキ組の人たちは
有効な練習方法や対策を思いついて実行する。その発想の素晴らしさ、
実行力がうらやましいですしとても参考になります。
なので、こういう話題を上げて頂くととてもうれしいのです。
自分なりに何度も読み返して、練習に行き詰まったら、またはダラダラと弾を
バラまくだけの練習に陥ったら読みなおして打開する為のきっかけにしたいと
今は感じています。さて、できるかなぁ〜?また言い訳してにげるのかなぁ〜(笑)

前政権からの課題であるビンラディン討伐を達成した事で、ようやくオバマは自分のやりたい事に集中できるようになると言えるでしょう。
まあ、次の選挙で再選されればの話ですが。

アメリカに文句を言いそうな国々を民主化で揺さぶり、足場が不安定になった所でビンラディンを消す。
安易に目先の暴力に走らない、かつてのアメリカが戻って来たように思えます。

これでアメリカが大きな政策転換をする下準備が整ったのは間違いない訳で、次の大統領選の頃には、アフガンのゴタゴタから米軍は、撤収をほとんど完了しているのではないかと思います。
アメリカ国内に日本を敵対視する流れが増えつつある中で、次の大統領選までにどれだけアメリカに、日本と組む旨味を提示できるかが日本の運命を決定するでしょう。
危機感に欠け、何も出来ずにズルズルと居座り続けるだけであろう民主党が、日米同盟に引導を渡してくれるのは間違いないのではないかと思います。
飯芝大尉の予言した、米軍撤収から同盟破棄というシナリオが現実のものとなるのももうすぐでしょう。

日本が軍事や外交の考えを改めるのを何十年もダラダラ待ち続けるよりも、
あえて日本を見捨て、中国などが食いついて来た所をNATO連合軍で軽く叩いて追い返す。
その後日本を一時的にアメリカの占領下に置き、もう一度マトモな国に作り直すというのが、アジア・極東戦略をアメリカ有利に進める、確実で手っ取り早い方法になるのではないかと思います。

イチローさんに質問なのですが、
静止ムーヴァ―の「25m先の10cmのターゲットを…」
という設定はどのように決められたのでしょうか?

射撃練習における目標の数値を決定するときの
考え方、精神のあり方というのは
どのようなものか教えていただけませんでしょうか?

やはり、1人で勉強・研究できるというのは
素晴らしいことですね

今晩は、一郎さん。
凄く参考になるヒントありがとう御座います。
私も精神的に臆病ものでしてどんな競技でも
いざ本番になると練習の時に出来たことが、ガタガタブルブルで
上手くいかない時の方がおおいです。
プレッシャーに弱い私は、精神面から鍛えないと難しいですね。(^^ゞ
あと、私は、素人なので良いヒントを頂いても
理解するのに時間がかかります。^_^A
とことん、追究してきた人たちのものの考え方は、凄いです。
私も少し見る角度、かえてみたいと思います。!(^^)!
一郎さん試合頑張ってくださいね。!(^^)!
応援しています。(*^^)v


初めまして。いつも楽しく読ませていただいております。私はニューハンプシャー州の北部に在住する、鉄砲撃ちを何より生甲斐としているつまらない日本人です。イチローさんに比べれば遥かに射撃年数、経験も少ないものですが、今回のトゥリガーコントロール、射撃の訓練に関して書かれたレポートを読ませていただいて、少々気になる事がありまして、筆ならねキーボードをとらせていただきました。まず、引き金を1mm引いた後の現象について描写された部分で、「雷管が起爆して、火薬が爆発...」とありますが、これは『爆発』ではなく『燃焼』だと思います。英語でもexplosionとは書かれないはずですし、火薬もスロー・バーニングとかファスト・バーニングなんて言うじゃないですか?それに対してぷライマーの方は爆発に近いような現象で『起爆』でいいかも。まあ正確には爆発と燃焼の違いは0.0何秒間にどうしたこうしたというような定義があるみたいですが、私個人としてはこのあたりの物理的な現象というのは、結構上達に関係するように思うのです。何というか「タマの気持ち」、「鉄砲の気持ち」とでも言いますか、どうしたらタマがオレの言うことを聞いて的まで飛んでいってくれるんだろう?みたいな。
それからトゥリガーコントロール。う~ん...確かに。そのブルブル震えるとか、フリンチとか、私など世界的競技で撃つわけでも、人に見られているわけでもなく、山の中で一人で好き勝手に撃つにも関わらず、こういう怪獣にしょっちゅう襲われています。それで、今回はほとんど触れられておりませんが、サイトピクチャーというか、的の見方、見え方みたい事。これも当然、重要ですよね?というか、こちらの方が問題なのでは?「よしっ、的とサイトが完璧に重なった!」と思った瞬間はもう遅し、みたいな。で、思うにこのサイトピクチャーと言うヤツが完璧な引き金引きの最大の敵のような気がするんですよね。ほら、よくあるじゃないですか?仕事でも勉強でも完璧にしようとすればするほど、ド偉いミスをしでかしちゃうみたいな。逆に的や照準など全く見えなければ、引き金を引くことなど間違えるはずがない単純な動きなわけで、でもそんなことをしたらタマがどこに行くかわからない、というところが矛盾ですよね。それにしても大勢の人がじーっと見ている中で何十発ものタマを的に当てなきゃいけないなんて...。私だったら「お前ら、見てんじゃねーよ!気が散るじゃねーか!」なんて怒鳴りたくなると思います。でも、ぜひ頑張ってくださいね。今年はきっとトップでクリアしますよ、私にはわかります。
今回の市郎さんのレポートを読ませていただいて、その努力がひしひしと伝わってきたと同時に、少しでもその大変さ難しさが、それを読まれた日本人の方に伝わればと思い、ついついこんなことを書いてしまいました。どうか私の事を「人の上げ足取り!」などとは思わないで下さい。

 お世話様です。
連休も昨日で終わり。今日からまた仕事ですね~ (**)

3日朝自宅を9時出発! 群馬の沼田街道から金精峠、中禅寺湖を横目にいろは坂えを下り、日光の杉並木を見上げながら。一路宇都宮へ!
そー! むうたさんの所に、電撃訪問作戦を決行しました~ (^0^)/

最初はビックリ!? 後はガハハハ~と、笑ってましたね~ (^〇^)

TELでは何回かは、話してましたが。1時間ほどの滞在でしたが、やはり実際に会って話すのは違いますね~ (^0^)b

その後もー1軒仲間の所に寄りまして。家にたどり着いたら夜9時!
ちょーど12時間、約450キロの旅? でしたね~ (^^;


イチローさん! ありがとーございます m(_ _)m
このブログの御かげで、むうたさんと友達になれましたし! それ以外でも色々!
ホント、ありがとーございます (TT)

御回答ありがとうございます
ただ、心のあり方については
イチローさんがいつも書かれていることだったので
少し愚かな質問だったかな…と思っています;

まずは人並み(基礎?)に
それから、自分の望むレベルを目指してひたすら努力…
でしょうか?

いつまでも考えていてもしかたがないので
また咀嚼の努力をしてみようと思います

この前の「ダウンロード」の意味をものの見事に
取り違えていましたから…

 お世話様です。
6日に下の奴(自衛官)が帰って来まして (^0^)
バーベキューしたりして! 今日また戻りました~ (T_T)
18日からまた福島に行くとか言ってましたね~ (--;)


えー!? ななひゃくまんですか~ (@@)
自分どっちでも良いので! せんよんひゃくまんですね~ (^^;
って!? ランクルってそんなに高いんですかね~ (?_?)
それとも菜奈さんの分も、ですかね~ (^皿^)


話違いますが。 タクレットの進捗状況は,どんなですかね~ (^0^)b

障害が大きければ大きいほど燃え上がるもの。

それは「愛」!!

市郎様は私たちの仲を裂こうとしてらっしゃるわ!
でも負けない!!

ああ、KO-1様、どーしてあなたはKO-1様なの!?
例え遠くに離れていても、ハートに距離は関係ないわ。
私はあの時のパッションを忘れません。

「まあ、私の元へ、どーやって、お見えになられたの?」
「貴方を思う心が、僕に翼を与えてくれたのです!!」
「ああ、KO-1様、その澄んだ瞳に見つめられると、
 体の芯が火照って、夜も良く眠れますわ」
「逃げませう、市郎さんは祝福のラッパを吹いてくれません」
「さうですね。太宰治様の伴侶、スタコラさっちゃんよろしく
 スタコラむうちゃんになりますわ」

・・・・・熱にうかされつつこんな事書いたらますます眩暈が
幸い、700万はどこのお金か指定されてないのでルピーで換算
して頂きましょう・・・って引っ張ってどうしますかね(´д`)

男同士の艶かしいやり取りはなぜか気持ち悪いですね(´д`)
なにやら荒らしのコメントになりました(´д`)
恋愛もなにやら精神疾患の一種の様に思えて参りました(´д`)

この世にこのお話ほど悲しいものはないのです・・・ってロミ
オとジュリエットは幸せだと思います。
ああ意味不明になりました。ご容赦下さいm(_ _)m

今更ですが射撃の奥深さについて戦車兵なりにチョッと書いてみました。
“戦車部隊は射撃がお家芸”とも言われており戦車射撃競技会に勝つ事こそが最高の至福!と言わんがばかりの訓練を続けてるわけです。(かなり路線の違った訓練になってきてるんですがその話はまた期を改めて、じゃないとかなりの長文になりますw)一応射撃に関してはみんなが唯一共通してプロ意識を持ってるんじゃないでしょうか。(勘違いしてる人もいるけど、その話は…)
撃つのは120mm戦車砲なので微妙に言いたい事が違ってくるかもしれませんがご了承くだされw

んで結論から言うと、俺も今になってこそ言えるのは“奥深くなくなってしまった”って事です。
昔は奥が深いなーと考え、射撃始めたばっかりのペーペー砲手なんかにゃ分からないほど訓練したし、酒飲んだし、撃ちまくって経験して、このレベルまできたからこそ言える言葉です。イチローさんもそうなんじゃないかと感じたんですがどうでしょう?毎日雨の日も風の日も撃ってるわけですが、「昨日はできたのに今日は出来ない」みたいなメンタルな部分をも入れて“射撃”と位置づけるなら、俺の考える奥深い部分を全て日常生活に取り入れてしまい「射撃=生活」のレベルまで達し後は撃つだけ状態になり、残された課題が少なくなったのでこの題名になったと解釈しました。
射撃の要素は「1に正確、2に迅速」だと考えてます。その一つ一つに枝分かれした要素が無数にあるわけで、イチローさんの文章も経験談や練習方法でスゴイ長さになってるのもそれを裏付けてると感じました。そして1の中に含まれるメンタル面での大きな要素である家族との調和、よき理解者の存在も高いレベルで日常に溶け込んでいるのがそれ(射撃=生活)ですかね。
ちなみにうちの嫁も高いレベルにあります。教育の賜物でしょうかねーw
ほかにも要素は山ほどあるけど気がつかないうちに減っていると、奥深さを感じずトリガーコントロール(引き)や、砲発射の撃発ボタンコントロールの動作に至るまでの全てを“狙って撃つだけ”に集約して究極を追求していけるのだと考えてます。

と、やはり後半よく分からない文章になってきたので終わります。

ちなみに、砲弾が戦車砲から出るまでを「砲内弾道」、砲口から着弾までを「砲外弾道」といいます。

この話もまた期を改めて・・・

あぁー 続きが読みたい~w

がんがれ、ブログー

いや~しかし、例のトレーニング、むずいですなー
3m、2cm、5.5秒、3発。
今、モーレツにハマってますよ。

楽しーーーー!

モチロンいごかないですねw
まず正確性追求で基盤づくりなのでいごかしてません。

ちょと計算してみました。
3m、2cm標的って15mで10cmの標的サイズなんですね。てことは25mで10cm標的って、3mで1.2cmなんだなーと。1.2cmって…、6mmBB弾2個分だな。
先が見えなくなりましたw

25yardで4inchだとしても、3mで1.33cmかぁ

遠い先が見えないのでとりあえず見えるとこまで歩いてみることにしますw


それとお願いなんですがもしよければ書きこまれてないブログの書き込みを直メでもいいので頂けたらと。今後の射撃の参考にしたいのでよろしくお願いします。

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2011年4月30日 09:07に書いたブログ記事です。

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