イイシバ元米陸軍大尉のタクレット考察

| コメント(7) | トラックバック(0)

012.jpg

Tuff Products タクレット レヴュー
映画やTVなどでよく見かけるCCW(拳銃の隠匿携帯)というのはパッと見は簡単そうですが、実際はそうではありません。 
1.長年の経験と訓練に裏付けされたスキル
2.安全性が証明された高性能拳銃
3.拳銃をしっかりと収める安全性が保証されたホルスター
上記の3つが同時に確立されて行われる、極めて高度な技術です。3つのうちどれが欠けても危険です。しかもそれに付け加えて"素早く抜いて発射できる"という条件が加算されます。1はそれなりの職業に就いて専門の訓練を受ければ身に付きますし、2は簡単です。ですが3が簡単なようで意外と簡単ではありません。TPOに応じて臨機応変な対応が求められるからです。それについてはまず自分の経験を例にして語ってみたいと思います。
私がまだ少尉だった頃、ある重要な軍需物資を輸送する任務を与えられました(仮にペリカン作戦と呼びましょう)。米国内においてポイントAからポイントBへ、複数の州をまたいでの移動です。完全なロープロファイル任務で、無印のセミトレーラーに物資を積載し、それが何なのかを知らされていない民間コントラクターの運転手が運転し、自分たちは警備に集中しました。武装は米陸軍正式採用拳銃であるM9(ベレッタ92)を与えられ、『私服で外部から解らないように携帯せよ』という命令が下されました。コンボイ・コマンダーは大尉で、自分は副責任者だったのですが、誰もがこのような任務は初めての経験でした。もちろんみんな大腿やアーマーヴェストに付けるホルスターは持っていましたが、隠匿できるようなホルスターは持っていません。ましてや拳銃は大型のM9です。よって慌てて近所のタクティカルショップにCCW用のホルスターを買いに行きました。もうお分かりとは思いますが、いきなり慣れないホルスターでこのような任務を遂行するのは非常に危険です。幸い事故は起こりませんでしたが、米軍の現役軍人ですら、このような問題に突き当たる事があるのです。
幸い私だけは私物であるブレードテック社製のカイデックスホルスターを持っていたので、それを上着の下に装着して使用しましたが、オープントップのホルスターである事、付属品を何も携帯できない事、などに不満を感じていました。
私はそれ以来、ペリカン作戦と同じような任務があった場合にどのような装備がベストか、という課題を常に頭の中に持っていました。今回、タフプロからこのタクレットが発売されたのを見て、私は早速購入しました。テストしてみた感想ですが、多くは語りません。『ペリカン作戦の時に、みんながこのタクレットを持っていたらどんなに楽だっただろう』の一言です。
お断りしておきますが、私は決してお世辞でタクレットを褒めているわけではありませんし、タフプロからスポンサードを受けているわけでもありません。前述したようにこのタクレットは自前でタフプロから購入したものです。まずそれを理解していただいた上で、私はタクレットがプロにも認められるすばらしい装備であると推奨したいと思います。さらにタクレットにはイチローさんが開発したもうひとつの傑作であるクナイペンのホルダーがある点も見逃せません。二つの傑作品を同時に有効に携行する事により、相乗効果も期待できます。
市場には何種類かのCCW用ウエストポーチが存在します。それらはどれも"緊急時に拳銃を素早く抜けない"という欠点がありました。ですがタクレットは他のどんな製品よりも素早く正確にドロウする事ができます。百聞は一見にしかず、タフプロのプロモーションビデオを見ていただければすぐに理解できるでしょう。これは各種射撃競技を長年に渡り参加して、初弾の大切さを誰よりも理解しているイチローさんならではのエンジニアリングの結果と言えるのではないでしょうか。素早く正確に初弾を送り込まなければならないのは軍隊でも同じです。それが可能なタクレットはまさにプロ向きの装備といえます。
装備品には2種類あります。"使える装備"と"使えない装備"です。私は自信を持って、このタクレットが"使える装備"である事を保障します。
飯柴智亮

市より、
そーなんですよ、大尉はワシに断りもなくいつのまにかタクレットを買ってしまい、
「そいつは米国仕様だからまずいんよ〜」と言ったもんです。
ともあれ、気に入ってもらえてよかった〜!!
あんがとう大尉ィ〜!

で大尉の近況ですが、
今はコントラクターとして基地内で働いています。 また今年は最初の修士号を取ったので少し休憩した後、二つ目の修士号を取るためにがんばるのだそうです。あとは暖かくなってきたので、8月に出るトライアスロンのレースに向けて自転車に乗る日が増え天気のいい日は必ず乗っているそうです。

あの事件のあと、
「私は指揮官だったので、いかなるピンチからも脱出できるのでなければ落第
だと想います」というメイルがきて流石だなぁ〜と感じていました。

最近、日本で看護師がけが人に応急措置をほどこして、それが医師法違反だったとかで
彼は失職したという事件があり、ワシは心からむかついたものですが、
大尉の事件もそれに似た愚かな日本人たちによる私怨の現れのような気が
しています。

大尉がアメリカで根を下ろすことができてとても嬉しいです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ichironagata.com/blog/mt/mt-tb.cgi/1010

コメント(7)

日本の救急救命士の件ですが、
・備品を無断で持ち出しプライベートで携行
・職務中であっても医師の許可無く行うことの出来ない処置を無断で実施
という2点から処分されて然るべきではないかと。
結果的に命を救ったものの、警官に例えるなら銃を勝手に持ち出して通りすがりの凶悪犯を射殺したようなものですから。

あれ?飯柴さんもうCCW再取得できるようになったの?詳しい法律はわからないけど銃器関連での犯罪に関わると銃器の再保持及びCCWの再取得は難しいって聞いたんだけど・・まあそれならおめでたいことですね~よかったです。弁護士資格取得がんばってください。

その救急救命士さんの件は知りませんでした。定められた手順をとっていなかったから処分されちゃったのは仕方ないのかもしれませんが、何といってよいのやら。。。目の前にケガ人がいたら特に救急救命士であれば処置っちゃいますよね。ホントはこれだけの処罰ってところだけど今回はちょっとオマケしてやる、今後はみんなもこーゆー事はしないようにとかって言う訳にはいかないんでしょうかね。決まりは決まりだから守らないといけない、例外は一切認めないってことなんですかね、は〜。

ところでっ、
タークレット、タークレット〜♪(ジャパネットたかたCMソングのサビにのせて〜)
元陸軍大尉のお墨付きなのですね!!
安全であることはもちろん、必要な時にシャッと抜いてパッと発射することができるCCW用ポーチってありそうでなかったのですね。 
イチローさん&タフプロだからこそタクレットのようなマスターピースを生み出すことが出来たのでしょうね^_^ / 

ところで、ところでっ、
私の住むイリノイ州ってCCWが認められていない米国本土で唯一の州なんですよー。シカゴがあるイリノイ州ですよー、意外でしょ?!(ウィスコンシン州もそうなんですが、もーすぐ州の法律が改正になる見通しです) これについては長文になりそうなので、来週半ばにでも〜。 
今日はインドアで3ステージ、ホームメイドのカートリッジでやってきました! 好きだったおにんぎょさんのカタチの鉄板、今日は何度もミスってしまいましたの。しょぼーん。週末練習しなきゃっ! イチローさん、みなさん、よい週末を♪

本日、母親がタクレット買えるの?と。

出遅れました。黒は人気ですね。売り切れでした(T_T)
私はカイヨーテ派ですが、母親は黒が好き。

「黒は街中の使用や服に合わせやすいからでしょ」
成る程。
「でも、カイヨーテしか見当たらないよ」
と、私のマグレットを見せましたら、
「これも良い色ね。じゃあこの色で頼んで」
「拳銃入れないでしょ?さる場所では必要ないと書かれたよ」
「使いやすさは画像を見て感じられる。お財布(長方形のです。
マグレットには入らないサイズ)出し入れしやすそう。女性
は小物を意外と持ち歩くし、バッグは整理し難いからこう言う
の欲しかったの。拳銃入れなくたって、応用が利く形なんだか
ら利用すれば良いじゃない?どうして杓子定規で決めちゃうの
かな?」
四の五のロクでもないこと言わんで良い、七まで言わすな五月
蝿い、注文せいと言われ、注文いたしました。

で、山下さんのHPで、今回は初回限定日本仕様MADE I
N USA製ですという記載を拝見いたしましたが、メキシコ
製になっても、スレッド・メイドインほにゃららの文章に書か
れました様に、使用時、市郎さんマニューバに変化が起きるよ
うな仕様には全くなりませんよね?
先のサトゥー大戦で消耗した私は今回、見送っているので次回
にしましたので(T_T)

・・・と言いますか、ウォーレン包丁もそうですが、告知は
受けていますが、発売は結構ブリッツですよね(T_T)

CCW@IL州の件「来週半ばにでも〜」って書いておきながら、一ヶ月経っていました! そしてどこに書いたかブログ内で迷子になっておりました。 (検索機能さん、ありがたう) ウィスコンシン州はCCWが可決されて、あとは知事さんがサインしてどーのこーのって状態になったようです。 ウィスコンシン州はオープンキャリーOK牧場だから、どっちもダメな異常なイリノイ州とは別レベルですが。 イリノイ州でCCWが認められるのは時間の問題と言われていますが、その時間がどんくらいなのかってゆーのが問題ですよね。

http://www.illinoiscarry.com/ 
に詳しく書かれているのですが、イリノイ州が訴えられているケースが2つあって、訴えたのはSAF (Second Amendment Foundation) とNRA。 
SAFの方は合衆国憲法第二修正条項で保障された「国民の銃器を持つ権利」をイリノイ州は侵しているってことで、NRAの方も自己防衛の為に人々が銃器を持つことを州が禁止するのは違憲だ〜ってことで。 

私はアメリカの市民権はありませんが(永住権はありますが)合衆国憲法の2番目に掲げられているって事は相当重要事項ってことですよね?! 50番目とかじゃなくって2番目ですよ〜。 それに相反することを州の法律で定めるって、ちょっと理解に苦しみますわ。 なんならオープンキャリーだけでもよかよか〜、とにかくloadされた状態のテッポを持ち歩く事が出来るようにしてもらいたいもんです。 悪い事を企んでいる奴らが謎のルートで入手したテッポを州法に違反しながら持ち歩いているのに、一般ピーポーがちゃんと州法を守って丸腰だった故にやられてしまうって、どう考えてもおかしいですよねぇ。 それでいてCCWに反対している知事さんとか銃規制に厳しいオバマさん、あの人達を守るボディーガード、セキュリティスタッフ達ってテッポ持ち歩いているじゃああーりませんかっ! 警棒とかだけで警護にあたらせているんならアレですけど、そーじゃないので、とっても納得いきません。 自分だけはいーのー?みたいな。 あ、なんか、自分の地元ネタで長々とすんまそん。 
そんなこんなのイリノイ州CCW事情でした♪

リリコさんお久しぶりです!

イリノイ州と銃にまつわる話しはたまーに小耳に挟んだりしますが、色々と酷い話を聞いたりします。

確かちょっと前にシカゴの方ではハンドガンの所持を禁止にしようという法案が出ましたが、憲法二条によって無かったことになったみたいです。(^_^;)

何だか馬鹿げた話だなと思いますねそんな話を聞くと(怒)

日本もダガーナイフを所持禁止にしたからって犯罪が減った訳でも無く、職質したりして善良な一般人からは護身具など身を守るものを奪っていき、結局は犯罪者などのアウトローが一番徳をし、善良な一般人が損をする酷い結果になったと思います。

市郎さんのブログの検索機能で「ナイフ、官憲」と検索して調べてみたら、色々とその手にまつわる市郎さんの記事や僕を含めた様々な方のコメントが読めます。
確か市郎さんがクナイを開発しようとしたのは日本での職質対策が最初はきっかけみたいです。

イリノイは恐らくシカゴを中心に銃嫌いのアンチガン派の巣窟になっていると思うのですが、奴等は非現実的で常識的に物を思考できないクソ野郎だと僕は思います。

他にも州法によって銃の規制がキツイカリフォルニアやニューヨークに対してもそう思います。犯罪が多い州や地域は何かと銃規制厳しいですよね。

犯罪者はいくらでも銃を裏から横流しすることができ、銃を使わなくてもナイフ等の刃物やバットや鉄パイプ、角材etcの鈍器や身近な物を使ったり最後は素手でもでも襲ってくるので、規制してもキリが無いと思います。

犯罪者は一番効率が良い道具を最優先に使ってくると思うので銃があれば銃を使って来るだけで基本は手段を選びません。

やはり心や精神的な教育が大事になってきそうな気がしますね。銃に関する教育(取り扱い、危険性、人を撃ったらどうなるか等)も含めてです。

他にも我々も銃以外にも多種多様な護身術を考える必要はありますよね。

銃の規制が死ぬほど(笑)目茶苦茶厳しい日本だって包丁や車両を使って攻撃してくるわけで、銃やナイフを規制したからといって犯罪が減る或いは無くなる(そんなことは絶対に無いのですが…)と考えるのはナンセンスです。銃の規制がキツイイギリスやオーストラリア(流石に日本程では無いと思うんですが)もそうだと思います。

因みに僕は将来渡米してタクティカルインストラクターの活動をしてみたいと市郎さんやリリコさん等にも話していましたが、アメリカに移る際はアリゾナなんかも良いんじゃないかなと思っています。アリゾナはコンシールドキャリーもオープンキャリーもOKみたいでしかも携帯許可証も確か必要無いみたいです。(ウ゛ァーモント州もそうですが)イリノイももう少し良い状況になれば良いですね。


長文で申し訳ありません。また暇なときに読んでくださいm(_ _)m

コメントする

このブログ記事について

このページは、Ichiroが2011年6月15日 16:25に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「タクレットが発売になりますよ〜んん ♪」です。

次のブログ記事は「石井タケオのタクレットを見よう (^^)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。