プロト作りには手順がありんす

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この大きさで、左右ショルダーベルトを繋ぐベルトとウエストベルトが無いのは
致命的では???
byとおりすがり

市より

第三プロトを作っている途中でトモが見学していました。
そして彼は
「この大きさで、左右ショルダーベルトを繋ぐベルトとウエストベルトが
無いのは致命的です」
みたいに言って勝手に頼んでベルトを付けてしまいましたよ。

しかしその後、本体を改良するうえでベルトがジャマになり取ってしまいました。
軽はずみに労働力を無駄に使いおってからに、、と失望でしたよ。

そんなことは常識なので黙ってみていればいいんです。

ただワシは相手を試すくせがあり、
「ベルトは必要かね〜」と問いました。
「すると「絶対に必要です」
という答えが返ってきます。
そのあとワシは無言です。
じつはその後の言葉を待っているのです。

つまり「必要だからこんなアイディアがありますよ」という
なにか斬新なディザインの提示を期待しているわけなんです。

ワシはロウプロのキャメラバッグに二台のボディーと広角、望遠レンズなど
いろいろと入れて飛行機ででかけ現場でもそのまま駆け回ることが多いんです。
このバッグに付いている胸と腰のベルトはとてもよく出来ています。

登山用のリュックにも無論付いており、これでハーフドームに登りましたよ。

できたらこれらより上のものに挑戦したいと2年前から考えていました。

なので「ベルトが必要です」という言葉を聞くと
「当たり前だバカヤロー!」と内心では想いながら、
「どんなのがいいのかな〜」とすっとぼけて聞きます。
すると「こんなんです」なんて月並みなモノを提示され、
その時点でもう相手の話を聞く気が失せてしまいます。

つまり、ベルトは必要、、ではどんなのにしようか、、
と2年間も考えつづけているわけで、いわば2年生になっているわけです。
そこに幼稚園児がやってきて「ベルトが必要だよ〜」と言ったら
「必要なのはどんなのを作るかというアイディアだっ!」となるわけですね〜


ワシ流のプロト作りというのは、まず難しいところや決まってないところから
解決しながら作っていきます。たとえばタクレットの場合はハンドルまわりだけを
10回以上も作り、そこだけを試しました。

難しいところからだんだんに完成させてゆくわけなんです。
まずは本体構造から、そして、内部のオーガナイズ方法、
サイドポケットのユニークな在り方と進んできました。

そしてこれらはいつ方向転換するか判らないのですね。
翌朝になにか閃いたら即刻に解剖したり作り直しをするわけです。

そういうのが「プロトタイプ」ではないかと。

でそんな状態なのにベルト類を付けてしまったらまったくの無駄に
なってしまうわけです。

本体が決定してもいないのに、汝いずくんぞベルトなど付けん!
(蛇足の由来より河童笑い(^^))

だいたいですね、背負いヒモの部分だって出来ていないんです。
とりあえず背負えるようにインスタント作なんです。
こっちを決めないと胸も腰も考えることすらできません。

ちゃいまっか〜??

それと、まだありますよ。

この大きさで猛烈に重いと、階段の上り下りがすごくシンドイです。
このホテルで数回ためしただけでヨロヨロになりましたよ(@_@;)

そんなテストをしながらベルトのサポートなしではどんな具合か、
負荷はどこにかかるのか、ベルトとはどうあれば良いか、と考えるわけです。

今のところ完成度の高いTAGやロウプロやケルティーなどを真似るしか
なさそうで、ここんとこがちょっとシャクなんですね〜

とおりすがりさん、
クルマのボディーを作っている場で「ハンドルが付いてなぁ〜い」みたいな
幼稚なことをいわず「こういうカタチはいかがかな?」みたいな言葉を
いただけるととても建設的で助かるのですがね。

「誰がアイディアだすか、バカッ!!」
とおっしゃいます?

イヤ〜! 人間、それでいいんですよ〜!!\(^O^)/
その考えが大多数の人というものです、はい。

このバッグ、危機にそなえて本気で作っています。
誰のためでもありません、
自分が使うためにです。
コンセプトは「武装鞄」です。
タクレットの超弩級なんです。

正直なところ、発売にこぎつける必要もないと考えており、
ナット社長にもそう伝えてあります。

ただひとつ自分用が完成したら終わりにするかもしれません。
だから送料を節約するためにペシャンコにするディザインだとかは
無視しています。製作に手間がかかり、すごく高価なものになります。
会社としては引き合わない可能性もあります。
販売するとしても受注生産になるのではないかと・・・。

あ、むーさん、あの透明バッグとの関連に気がつきましたねっ???
やばっ、、他言は無用ですぞ〜!

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イチローさん、毎度お世話になっています。
バックパックですね。私は2日分位の小さな物しか用意していません。どんなのが良いのか判らないので。場合によっては、背中には86歳の母親を背負って行く様かも知れないので。そうするとパックは前に抱えて行くつもりです。
ただ良く元SASの人たちが書いた本を参考にしていました。特にブラヴォトゥゼロの写真や文をよく読みました。98キロもの装備を担いで、湾岸戦争中のスカッド狩りに言った話とか、その写真とか(事後のスタジオ写真ですが)。
今は安全靴とナイフ、タクレットはベッドのすぐ脇に置いてあります。水と保存食はちょっと離れているのでナイフで掘り出す様かもしれませんが。バックパックはこれから徐々に中身を検討していきます。

長文失礼します。
何度か書いては消し、過去blogに書いたら反映されずを
繰り返して、もしかして以前に書いたコメントと
重複したらすいません。

阪神大震災の時に家を全壊した友人や
自分の会社が被災した頃からずーっと考えて
持ち出し袋を「組んで、変えて、また組んで」を
繰り返していますが、満足するモノになりません。

僕の中で解決しないのは、幾つもあります・・・

▼よくある「アルミ蒸着したNA●Aのスペースブランケット」
等は避難所で一人被れる雰囲気ではありませんでした。
プライバシーが無いので変なカッコは出来ません。

あの時便利だったのは、普通の毛布でした。
またダンボールを利用して囲い(ついたて)を作ってあげました。
瓦礫をどけるのにスコップも必要でした。
結果的にどれもリュックに入れるには嵩張ります。
しかし調達できるモノでは無く、これらを持つ為の容量を
確保すべきだと思っています。 ただモノが大きいので
フレームザックの方が持ち易いのか?と思ったりします。

▼非常食を山盛り持っていたとしても
自分達だけで食べられる様な雰囲気ではありません。
当時もコンビニは空になりましたから
子供達もお腹をすかせていました。

また体育館で調理を出来る状態では無かったので
仮に小型コッヘル+アウトドア御飯+ガスストーブが
あっても自分の分だけ調理は出来なかったと思います。

では、食料はどれだけのボリュームが必要で、
どんな食事が良いんだろう?これも結論が出ていません。

▼イチローさんの様にお子さんが居られる場合
オムツなども持たれるでしょうから
これも同じく尋常じゃない物量になると思います。
「自分以外の分」が一時的であれ避難所に居る場合
重要な物量になると思いました。

▼体育館の床に長時間座るのはキツく
しっかりしたロールマットが必須でした。
背もたれが無く腰が痛くなってくるので
背もたれ機能のある椅子が必須だと思いました。

▼当時も一瞬で電池がコンビニから無くなったので
電池類は必須ですが、単三、単四、CR123と
バラバラだとバリエーション+重量が凄い事を
実感しています。


・・・という感じで、本当に必要(だった)な物を
詰めていくと、アウトドア用のリュックで70Lオーバー、
ミリタリーでもアリスパックに収まり切らず。
試しにどちらでも近所を歩いたのですが
貧弱な体力ではとても長距離が歩けません。

重量、必要な物量、バッグのサイズ、
バランスの良いオトシドコロが未だに見つかりません。
見つからないまま今回の震災を目にしました。

今考えているのは
・アウトドア用品は軽量だが我慢が前提過ぎる。
・テントを持っていても張れる状況が無い。
・海兵隊が遠征用の装備で島に上陸した際に、
 相当大掛かりな荷物だった。
事を参考に、また細々と荷物の入れ替えを繰り返しています。

やはり海兵隊や単独行動をする特殊な人の
装備が参考になるのかな?と思ったりします。
イチローさんなら各地の取材でそんな人達の
装備も御覧になってるかな?と思ってます。

駄文すいませんでした。

すいません、くだらない事を1点追加で。

当時「バール」が無かったので「大きな釘抜き」が
大活躍しました。

ガラスが割れて中途半端に残っていたりして
それらを怪我しないように崩したり
傾いたドアの下に噛ましたり色々活躍しました。
兎に角、50cm以上の硬くて長い棒が必要でした。

今アフガン向けに「トマホーク状」のモノが売れていると
良く目にしますが、なんとなく納得できるサイズです。

ただし、これもリュックに入らないので
今は外側に無理矢理付けていますが
普段歩いてたら確実に捕まるかと思いますし
非常時でも物騒に見られそうです。

大型ナイフを付けても外見は一緒かな?と思います。

MOLLEを利用するのは便利なんですが
やはりグレイマン等を外側にくくりつけてるのは
良い目では見られないかと。
ディスクリート・・でしょうか。

この手の長いモノを納める為の
縦に長いポケット(または大型ナイフを覆うカバー?)
があると随分良いと思います。

なるほど、ウエストベルトとかも縫い付けるわけですか。
この手の大型パックだと、大抵はインナーフレームを使っていて
ウエストベルトなどはパック本体には固定されていないことが
多いので同じようなつくりなのかと思っていました。
ショルダーハーネスをつなぐストラップも普通は体格に合わせて
上下に移動できるようにデザインされているので、
付けていないだけかとも思いましたが、そうでもないのですね。

バックパックの世界ではグレゴリーが大体は間違いないとおもいます。
特許に抵触する恐れがありますので、完全に真似はできないと思いますがご参考まで。
グレゴリーなどは当然ご存知とは思いますが。
http://jp.gregorypacks.com/products/mens/technical

ちなみに自動車の設計は、まず人が座る位置、ハンドル等の
インターフェイスの位置から始めるようです。

はじめまして YOU と申します。
仕事はあんびゅらんすのドライバーをしており
小マグ ウロー 愛用しています。

写真を見て感じた事を少しだけ書かせていただきます。

これだけ大きなバックであれば
ホイールが必要だと思います。

40ℓ以上のバックパックを
背負って行動するのは慣れていないと無理がでますし
活用する事も難しいと思います。

そこで基本的にはホイールで移動し、
不整地や階段などは背負うというのはどうでしょう?

また、日本でも販売するとすれば
日本の避難所の実状は
各自に割り当てられるスペースはとても狭いため
・極力荷物をバックから出さないように、必要なものだけ、すぐに取り出せる。
・車のトランクにも入るように、最大でもゴルフバック2個分の大きさ。
このあたりが避難用バックに必要な条件なると思います。

自分が今 避難所に行かなければならない状況であれば
貴重品関係はマグレットに入れて肩がけ。
厳選した生活必需品を
透明の押し入れボックスに入れて1〜2段と
スリーピングマットとサンダル
ブルーシートを2〜3枚
バールとガムテープを手押し台車に積んで、
ゴアテックスパーカー、ポケットにライトとレザーマン
踏抜き防止の入った安全長靴を装備していれば
当面の活動ができる気がします。


あと 透明バック ぜひ発売してほしいです!

 以上 YOUでした。

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このブログ記事について

このページは、Ichiroが2011年7月 2日 12:07に書いたブログ記事です。

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